109:0.1 思考調整者は、宇宙経歴の子供であり、実際に、未経験の調整者は、人間が成長し向上している間に経験しなければならない。人間の子供の人格は、進化的な一生のための闘いに向けて発展するように、調整者も上昇する命の次の活動範囲の予行において大きくなるのである。子供が、幼年期の社会生活や遊びの世界を通してかれの大人の活動に向けて適応性のある多才さを習得するように、内在する調整者は、モロンチア経歴と関係のあるそれらの活動のための人間の予備計画と予行の効力により宇宙人生の次の舞台のための技術を獲得する。人間の存在は、増加した責任と来世のより大きい機会に備える際、調整者により効果的に活用される演習期間を構成する。しかし、あなたの中で暮らしている間、調整者の努力は、現世の一生と惑星の一生の問題にはそれほど関わりはない。今日、思考調整者は、人間の進化する心における宇宙経歴の現実について、いわば、予行演習をしている。
109:1.1 かれらが、神性球から送り出される前に、未経験の調整者の訓練と発展のための包括的で入念な計画がなければならないが、我々はそれに関してあまり多くを本当に知らない。かれらが、人間とのつながりの新たな任務に乗り出す前に、内在経験のある調整者を再訓練するための大規模な体制もまた疑いなく存在するのであるが、我々は、実は知らない。
109:1.2 私は、訓戒者の内在する人間が生存に失敗する度に、つまり調整者が神性球に戻るとき、訓練の延長の過程に従事すると人格化調整者から告げられた。この延長訓練は、人間に宿る経験によって可能にされ、訓練については、その調整者が、時間の進化の世界へ送り返される前に、それはいつも与えられる。
109:1.3 宇宙には実際の生活経験の代用品は何もない。形成されたばかりの思考調整者の神性の完全性は、いかなる方法においてもこの神秘訓戒者に経験豊富な援助能力を授けはしない。経験は、生活から不可分である。神性の贈り物は、実際の生活から確保する必要性から免除できない唯一である。したがって、崇高なるものの現在の球体内で生きており機能するすべての存在と同じように、思考調整者は、経験をしなければならない。それらは、下方から一層高い集団へと、未経験からより経験豊富な集団へと進化しなければならない。
109:1.4 調整者は、人間の心で確かな発達上の経歴を経験する。永遠に自分達のものである到達の現実を獲得する。調整者は、物質的人種とのありとあらゆる接触の結果、特定の人間対象者の生存、あるいは非生残にかかわらず、次第に調整者としての技能と能力を取得する。調整者もまた、生存能力の不滅の魂の進化を促進することにおいて、人間の心の平等の共同者である。
109:1.5 調整者進化の第一段階は、死を免れないものの生残する魂との融合によって達せら到達される。このように、あなたが、ありのままに人から神への内側の、そして上向きの進化している間、 調整者は、神から人への外面の、そして下向きの進化をしている。であるからこそ、神性と人間のこの結合の完成品は、永遠に、人の息子と神の息子になるのである。
109:2.1 あなたは、経験に関して調整者の分類—未経験で、高度で、最高—について知らされてきた。あなたは、特定の機能的な分類—独立的な調整者—も認めるべきである。独立的な調整者とは次のようなものである。
109:2.2 1.調整者が、人間の対象に貸与されるだけの世界の型において、あるいは、人間が、生存をしそこなった実際の融合惑星上において一時的な居住者として志をもつ創造物の進化する人生においてある種の必要な経験を持つもの。そのような訓戒者は、高度の調整者か最高の調整者である。
109:2.3 2.第3の精霊回路に到達し、個人的な熾天使の保護者を割当てられた人間の精霊的な力の均衡を得たもの。
109:2.4 3. 最高の決断をしたもの、すなわち厳粛で誠実な婚約的関係に入った調整者をもつ対象者をもつもの。調整者は、あらかじめ、実際の融合の時間に目を向け、結合を事実の出来事とみなす。
109:2.5 4. 人間上昇の進化的世界で目標予備部隊の1つに召集された対象者をもつもの。
109:2.6 5.人間の睡眠の間のいつか、、指定先の世界の精霊の管理に関連する連携、接触、再登録、または人間圏の外からの他の奉仕の何らかの功績を果たすために一時的に人間の幽閉の心から離れているもの。
109:2.7 6. 惑星の精霊的な業務に不可欠の何らかの宇宙の目標への実施が委ねられた精霊人格の物質共同者であった一部の人間の経験における危機の際に役目を果たしたもの。
109:2.8 独行的調整者は、その多くの功績が、結合している人間対象者の内外両面において示されているように、直接内在する人間の人格には含まれないすべての事柄において際立つ意志の度合をもつと思われる。そのような調整者は、領域の数々の活動に参加するが、より頻繁に、自身が選ぶ地球の棲家の気づかれない内在者として機能している。
109:2.9 間違いなく、これらの高度のより経験豊かな調整者の型は、他の領域の調整者達と意思の疏通をはかることができる。しかし、独行的調整者が、このように相互に通じる間、時として、危機の時代の惑星間の問題において機能するということはことは知られているが、互いの仕事のうえだけで、そして滞在する領域の調整者の活動に不可欠の保存資料の維持の目的のためだけにそうするのである。
109:2.10 最高の、独行的である調整者は、人体を意にままに離れることができる。内在者は、人間の生命の有機的部分でも生物的部分でもない。内在者は、その上での神性の重ね合わせである。調整者は、本来の生命計画において備えられはしたが、それらは、物質的存在に不可欠ではない。それにもかかわらず、一度自分達の内在に着手すると、彼らは、滅多に、一時的にさえ、人間の棲家を去ることはないと記録されるべきである。
109:2.11 超独行的調整者は、委ねられた課題の克服を達成したもの達であり、ひたすらに物質生活手段、あるいは人間の魂の移動を待ち受けている。
109:3.1 神秘訓戒者の詳細な仕事の特徴は、つながりの、あるいは融合の調整者であるかにより、それぞれの任務の性質において異なる。一部の調整者は、その対象者の束の間の生涯のために単に貸与されるだけである。他のものは、それらの対象者が生き残るならば、永遠の融合の許可をもつ人格候補者として用いられる。また、異なる体制と異なる宇宙だけでなく、異なる惑星の型の間のかれらの仕事におけるわずかな変化もある。しかし、それらの作業は、概して、天の存在体の作られたどの命令のどの任務よりも著しく均一している。
109:3.2 特定の原始世界(第1直列群)では、調整者は、経験的訓練として、主に自己修養と進歩的発展として、創造物の心に宿る。原始人が決断の深みに到る初期に、しかし、新生の精神性のより高い水準に達するために自制と性格獲得の丘の向こうの道徳的な高さを昇ることを比較的に選ばない初期に、未経験の調整者は、通常、そのような世界に送られる。 (しかしながら、調整者融合に失敗する多くのもの達は、精霊-融合の上昇者として生残するのである。)調整者は、原始の心との一時的なつながりにおいて貴重な訓練を受け、素晴らしい経験をし、その後、他の世界上の優れた者の利益のためにこの経験を活用することができる。そもそも生存価値のあるものは、広い全宇宙において何も失われない。
109:3.3 別の世界の型では(第2直列群)、調整者は、単に人間に貸与される。ここでは、訓戒者は、決してそのような内在を介しての融合人格に達することはできないが、人間の生涯の間に、ユランチアの人間に与えることができるよりもはるかに、人間の対象者に大きな力添えを提供する。調整者は、より高い精霊的到達のためのひな型として、必滅の創造物に一生の寿命の期間ここで貸し与えられる。調整者は自然死の後には戻らない。これらの生残の人間は、精霊融合で永遠の命に達する。
109:3.4 たとえばユランチアのような世界では(第3直列群)、神性の贈り物との本当の婚約的関係、生と死の契約がある。もしあなたが生残するならば、永遠の結合、永遠の融合、人と調整者の一つの存在製作があることになっている。
109:3.5 この一連の世界の3個の脳をもつ人間の中では、束の間の生活の間、調整者は、1個や2個の脳をもつ型の中で、それぞれの対象者とのさらに一層の実際の接触ができる。しかし、死後の経歴においては、3個の脳の型は、ちょうど1個の脳の型と2個の脳の民族—ユランチの人種—のように進行する。
109:3.6 2個の脳の世界においては、楽園贈与の息子の滞在の後、未経験の調整者は、疑いなく生存能力を持つ人々には滅多に割り当てられない。そのような世界では、生存の可能性をもつ知的な男女に宿るすべての調整者は、実際には高度、または最高の型に属するというのが我々の信念である。
109:3.7 ユランチアの早期の進化する人種の多くには、3つの存在集団があった。かれらは、断然動物的であり、調整者受け入れの容量を全く欠くほどのもの達がいた。道徳的責任の時代に達したとき、調整者の疑う余地のない能力を示し、即座に彼らを受けいれたもの達がいた。境界線の位置を占めた3番目の階級があった。彼らには調整者受理の容量はあったのだが、訓戒者は、個人の嘆願に際しやっと心に宿ることができたのである。
109:3.8 多くの未経験の調整者は、実際には不適任の媒体や劣る先祖による廃嫡により生存資格を取り上げられるそれらのもの達と共に、進化する心に連絡する際の貴重な予備経験のために役立ち、その結果、どこか他の世界のより高い心の型へのその後の任務により優れた資格を得た。
109:4.1 人間の間の知的な相互通信の高度の形は、内在する調整者によって大いに促進される。動物は共感をもつが、互いに概念を伝えない。感情を表すことはできるが、考えと理想は表明できない。動物起源の人間もまた、思考調整者が贈与されるまで高い型の知的関係、あるいは仲間との精神的な交わりを経験しない。にもかかわらず、そのような進化の生きものが言語行動を発展するとき、かれらは、調整者を受ける本道を歩んでいる。
109:4.2 動物は、粗雑な方法で互いに伝達し合うが、そのような原始的接触にはほとんど人格はない。調整者は人格ではない。それらは前人格の存在である。しかし、彼らは人格の源の出であり、その臨場は、人間の人格の質的徴候を増大させる。特に、調整者に以前に経験をしたならば、これは本当である。
109:4.3 調整者の型は、人間の人格表現に関する可能性と非常に関係がある。時代を通して、ユランチアの偉大で知的で精神的指導者の多くは、内在する調整者の優越性と以前の経験のため、主に自分達の影響力を奮ってきた。
109:4.4 内在する調整者は、昔の原始人の子孫を変えたり、人間らしくすることにおいて、少なからず他の精霊的な影響と協力した。ユランチアの住民の心に宿る調整者が引っ込められるならば、世界は、ゆっくりと原始時代の人間の多くの場面と習慣に戻ることであろう。神性訓戒者は、前進的文明の真の可能性の1つである。
109:4.5 ユヴァーサの記録によると、ユランチアで1つの心に宿る1名の思考調整者が、以前オーヴォントンにおいては15の心に住んでいたことに気づいた。我々は、この訓戒者が他の超宇宙で同様の経験をしたかどうかについては知らないが、私はそうではないかと推測する。これは、驚くべき調整者であり、この現代のユランチアにおいて最も役に立つ大きな力の1つである。生き残ることを拒否したという点で他のもの達が失ったものを、この人間は、(そして、あなたの世界全体も)獲得する。生存資格のないもの達からは調整者が現在持っているその経験さえ取り上げられ、一方、生存の見込みのある者には懶惰な逃亡者に属した前-経験の調整者でさえ与えられるであろう。[1]
109:4.6 ある意味で、調整者は、真、美、善の領域におけるある程度の惑星融合を助成しているかもしれない。だが、同じ惑星で調整者に2度の内在経験が与えられることは滅多にない。現在、以前この世界にいたことのある調整者は、誰もユランチアで勤務していない。我々にはユヴァーサの文書保管所にそれらの番号と記録があるので、私は、自分の話していることを理解している。
109:5.1 創造的な想像力の自由だが制御された回路を自由に心が流れるとき、最高の、独行的な調整者は、しばしば精霊の重要な要素を人間の心に貢献することができる。そのようなときに、そして時おり睡眠の間、調整者は、精神的な流動を捕らえ、抑え、流れに留まり、次には思考の進行を転ずることができる。このすべてが、超意識のより高い奥底で深い精霊的な変化をもたらすために行われる。こうして、心の勢いと活力は、現在と未来の精霊水準の接触傾向のための階調に完全に調整される。
109:5.2 絶えず内に宿る潜在的人格の知恵、真実、善、および美を部分的に意識できるようになるために、時として心を啓発したり、つまり、絶えずあなたの中で話しかける神性の声を聞くことは、可能である。[2]
109:5.3 しかし、不安定で急速に変化するあなたの精神的態度は、しばしば調整者の計画を妨害し、仕事を中断する結果となる。調整者の仕事は、必滅の人種の生来の本質に妨げられるばかりではなく、この活動は、あなた自身の前もって考えられた意見や解決された考え、また積年の偏見によっても大いに遅れを引き起こす。これらの障害のために、幾度となく、調整者の未完成の創造だけが、意識に現れるし、また概念の混同は、回避不能である。したがって、精神的状態を精査するにあたっては、安全性は、完全にそれがどうであったかということを無視し、確実に、しかも基本的にそうであることのために、一つ一つの考えと経験の即座の認識だけにある。
109:5.4 人生の重大問題は、神秘訓戒者の神性臨場により開始される精霊の強い衝動からくる要求に対しての先祖の生活習慣の調整である。誰も宇宙と超宇宙の経歴において二君に仕えることはできないが、今ユランチアで送る人生においては、誰もが必然的に二君に仕えなければならない。人は、ただ一人の主に精霊の忠誠を尽くしつつ、人間の現世の打ち続く妥協術には巧みにならなければならない。そして、これが、非常に多くの者がつまずき、しくじる理由、つまり進化の闘いの圧力にうんざりし、屈する理由である。[3]
109:5.5 脳の授与の継承的遺産と電気化学の総括的管理の継承的遺産の双方ともに、効率的な調整者の活動範囲を区切るために働くが、継承的障害 (正常な心の)は、最終的な精霊的業績をけっして妨げない。遺伝は、人格征服の速度を妨害するかもしれないが、上昇冒険の最終的達成を妨げない。調整者に協力しようとするならば、神性の贈り物は、遅かれ早かれ、不滅のモロンチア魂を進化させ、その魂との融合後、地方宇宙の主権を有する主たる息子に、そして最終的には楽園の調整者の父に新しい創造物を提示するであろう。
109:6.1 調整者は決して失敗しない。生存価値のあるものは何も失われない。意志をもつあらゆる生物のあらゆる重要な価値の生存は、人格の意味の発見、あるいは人格の評価の生存、非生存の如何にかかわらず、確かである。そういうことであり、必滅の創造物は、生存を拒絶するかもしれない。それでも、人生経験は無駄ではない。永遠の調整者は、そのような外見上の失敗の人生の価値ある特徴を他の世界へ持ち越し、そこでこれらの生残の意味と価値を人間の心のより高い型に、すなわち生存能力の一つを与える。価値ある経験は、決して無駄には起こらない。本当の意味また本当の価値は、決して消滅しない。
109:6.2 融合候補に関して言うと、もし神秘訓戒者が人間である仲間に見捨てられるならば、人間の共同者が上昇経歴の追求を断るならば、自然な死により(あるいはそれに先立って)、調整者が放免されるとき、調整者は、その非生存創造物の心で進化した生存価値のすべてを運び去る。調整者が、人間対象者の非生残という理由で繰り返し融合人格達成に失敗するならば、そして、この訓戒者が後に人格化されるならば、身につけた内在経験の総てとこれらの修得された人間の心の全ては、そのような新たな人格化調整者の実際の所有物、すなわち、すべての未来に渡って享受され利用される恩恵となるであろう。この系列の人格化調整者は、創造物であるかれの前のすべての宿主の生き残りの特徴すべての複合組み立てである。
109:6.3 長い宇宙経験をもつ調整者が、贈与任務に際し神性の息子に宿ることを申し出るとき、かれらは、人格到達がこの奉仕を通しては決してを達成できないことを知っている。だが、しばしば精霊の父は、これらの志願者に人格を与え、かれらをその系列の責任者に定める。これらは、神性球で権威をもち光栄に浴している人格である。そして、それらの独自の本質は、人間内在の複数の経験のモザイク風の人間性と、楽園の贈与の息子の最後の内在経験に属する人間の神性についての精霊的な記述もまた具体化する。
109:6.4 肉体のヨシュア・ベン・ヨセフが、人間生活を送ったときに、彼を一歩一歩誘導したほかならぬその訓戒者ネバドンのマイケルの人格化調整者により、あなたの地方宇宙における調整者の活動は、指示される。この並はずれた調整者は、その信頼に誠に忠実であり、この勇敢な訓戒者は、常に父の完全な意志の道を選ぶ際に楽園息子の人間の心を先導し、賢明に人間性を導いたのであった。この調整者は、以前アブラハムの時代にメルキゼデクのマキヴェンタと共に働きこの内在経験前とこれらの贈与経験の間の相当な功績の双方に係わったことであった。
109:6.5 この調整者は、イエスの人間の心—人生の繰り返し状況のそのれぞれで、「私の意志ではなく、あなたの意志、がなされますように。」と言って、父の意志に完全な献身を維持したその心—で誠に勝利を収めたのであった。そのような決定的な奉献は、人間性の制限から神性到達の終局への本当の確実な手段を意味する。[4][5]
109:6.6 この同じ調整者は、現在、かれの強力な人格の計り知れない本質にヨシュア・ベン・ヨセフの洗礼前の人間性を反映している。それが、人間の経験で達成し得る精霊的な価値を完全に使い果たす人生を送ったように、これは、全ユランチア人の最も偉大な者が、当たり前の人生の質素な情況から作り出された永遠で生きた価値についての永遠で生きた転写を包含する。
109:6.7 調整者に委ねられた永久的価値のすべては、永遠の生存を保証する。ある例では、訓戒者は、将来内在する人間の心の贈与のためにこれらの財産を保持する。他の例や、人格化の場合においては、生残の、かつ保存されたこれらの現実は、主たる宇宙の建築者の働きにおける今後の活用のために委託される。
109:7.1 調整者の断片ではない父の断片が、人格化可能であるか否かについては我々が述べることはできないが、人格は、宇宙なる父の主権的、自由意志の贈与であるとあなたには知らされてきた。我々の知る限り、父の断片の調整者の型は、人格的存在への奉仕-活動を通しての人格的属性の習得のみで人格に達する。これらの人格化調整者は、神性球の故郷におり、そこで彼らは、自分達の前人格の仲間に教えたり指示を与える。
109:7.2 人格化思考調整者は、拘束されず、割り当てられない、主権をもつ安定装置者であり、広範囲の宇宙の中の宇宙の補整者である。かれらは、創造者と創造物経験を結合する—実存的であり、経験的である。かれらは、時間と永遠の結合体である。かれらは、宇宙管理において前人格と人格を結びつける。
109:7.3 人格化調整者は、主たる宇宙の建築者のすべてに賢明で強力な経営陣である。彼らは、宇宙なる父の全活動—人格的、前人格的、超人格的活動—の人格的な主体である。彼らは、究極の神の領域、先験的な準絶対の球体全域の、絶対の神の段階にさえ、驚異的なもの、普通でないもの、予期しないものをもたらす人格的な奉仕者である。
109:7.4 かれらは、人格の全ての既知関係を自分達の存在の中に迎え入れる宇宙の唯一の存在である。彼らは全人格である—人格前の存在であり、人格であり、人格後の存在である。彼らは、永遠の過去、永遠の現在、および永遠の未来の場合のように宇宙なる父の人格を授ける。
109:7.5 父は、無限と絶対の系列の実存的な人格を永遠なる息子に贈与したものの、実存的な前人格調整者に授与される人格化調整者の型の経験的な人格を自身の活動のために留保することを選んだ。それらは双方共に、このようにして、究極なるもの、崇高なるもの-究極なるもの、さらに崇高-絶対の段階への準絶対の領域における先験的活動の将来の永遠の超人格へと運命づけられる。
109:7.6 人格化調整者は、概して宇宙ではめったに見かけられない。時折、彼らは、高齢者達に助言を求め、また、時々、七重の創造者なる息子の人格化調整者は、ヴォロンダデクの支配者達との打ち合わせのために星座の本部世界に来る。
109:7.7 ヴォロンダデクのユランチア観察者—つい先頃あなたの世界の非常時の摂政を担ったいと高きものの管理人—が、居住している総督の面前でその権限を主張したとき、自身が選んだ全構成員とユランチアの非常時の管理を始めた。彼はすぐに、それぞれの惑星の義務をすべての仲間と補佐に割り当てた。しかし、かれは、摂政を担うとすぐに自分の面前に現れた3人格化調整者は選ばなかった。彼は、かれらが、前の摂政の時に神性の臨場を明らかにしなかったので、このように現れるということさえ知らなかった。いと高きものの摂政は、これらの志願の人格化調整者のために活動を割り当てたり、義務を明示したりはしなかった。それにもかかわらず、これらの無限の人格の3存在体は、その時ユランチアで働いていた多数の天の存在体の中で最も活発であった。
109:7.8 人格化調整者は、宇宙人格の多数の系列のための広範囲にわたる仕事を実行するが、我々は、これらの活動を調整者-内在の進化的創造物と討論することを許諾されていない。これらの驚異的な人間の神性は、壮大な全宇宙の最も注目に値する人格の中におり、誰もそれらの将来の任務が何であるかを敢えて予測はしない。
109:7.9 [オーヴォントンの単独使者による提示 ]