17:0.1 崇高なる7精霊集団は、壮大な宇宙の7行政区分の普遍的調整指揮官である。全集団が、無限の精霊の機能的な家族に分類されるとはいえ、通常、次の3集団が楽園の三位一体の子として分類される。
17:0.2 1. 主たる7精霊。
17:0.3 2. 崇高なる7幹部。
17:0.4 3. 反射精霊。
17:0.5 残る4集団は、無限の精霊の創造的行為により、あるいは創造する地位にある提携者により具体化される。
17:0.6 4. 反射像の補佐。
17:0.7 5. 回路の7精霊。
17:0.8 6. 地方宇宙の創造的精霊。
17:0.9 7. 心-精霊補佐。
17:0.10 これらの7系列は、ユヴァーサでは崇高なる7精霊集団として知られている。その機能領域は、永遠の小島の周辺の主たる7精霊の個人的臨場から精霊に属する楽園の7衛星、ハヴォー回路、超宇宙政府、そして、地方宇宙の行政と監督を経て、時間と空間世界における進化する心の領域に贈与される補佐の謙虚な勤労にさえ広がっている。
17:0.11 主たる7精霊は、この広範囲の行政領域の調整指揮官である。主たる7精霊は、組織化された物理的な力、心のエネルギー、そして非個人的な精霊活動の行政規則に属するいくつかの問題においては個人的に直接的に行動し、他の問題においては多種多様の仲間により機能する。行政の類に属する全ての問題—支配、条例、調整、および行政上の決定—において、主たる精霊は崇高なる7幹部の人間の中で行動する。主たる精霊は、ハヴォーナ回路の7精霊を通して中央の宇宙において機能することができる。主たる精霊は、7超宇宙の本部においては反射精霊の通路を介して自分自身を明らかにし、反射像の補佐を通して個人的な意思伝達においては日の老いたるものの人格を通して機能する。
17:0.12 主たる7精霊は、日の老いたるものの法廷下の宇宙行政に直接的かつ個人的に接触はしない。あなたの地方宇宙は、オーヴォントンの主たる精霊により我々の超宇宙の一部として統治されるが、オーヴォントンの主たる精霊は、ネバドン生まれの存在体に関連する主たる精霊の機能からはすぐに解放され、あなたの地方宇宙の本部であるサルヴィントンに居住する創造の母なる精霊が、個人的に指揮をとる。
17:1.1 主たる精霊の行政本部は、無限の精霊に属する楽園の衛星7個を占領し、衛星は、中央の小島の周りにおいて永遠なる息子の輝く球体と最奥部のハヴォーナ回路間で回っている。これらの行政球体は、宇宙への代表として機能することができた型の存在体のための主たる7精霊の仕様に従い、父、息子、精霊によって三位一体化された7名からなる一団の崇高なる幹部の指揮下にある。
17:1.2 主たる精霊は、これらの崇高なる幹部を通して超宇宙政府の様々な区域との連絡を維持する。7超宇宙の基本的構成方向を大きく決定しているのはこれらの崇高なる幹部である。主たる精霊は、一様に、しかも神々しく完全であるが、人格の多様性も持ち合わせている。主たる精霊には議長というものはいない。集会毎に、その合同評議会の議長を務めるための1集団を選ぶ。定期的に、主たる7精霊との協議のために楽園へと遠く出かけていく。
17:1.3 崇高なる7幹部は、壮大な宇宙の行政調整者として機能する。崇高なる7幹部は、後ハヴォーナ創造の常務会と呼べるかもしれない。それらは楽園の内政に関係せず、回路の7精霊を介し限られたハヴォーナ活動の範囲を指示する。その他の点では、崇高なる7幹部の指揮範囲には限界はほとんどない。崇高なる7幹部は、物理的、知的、かつ精霊的な方向を取る。崇高なる7幹部は、7超宇宙とハヴォーナに起こるすべてを見、すべてを感じ、すべてを知りさえもする。
17:1.4 これらの崇高なる幹部は、方針を創出せず、宇宙進展の変更もしない。崇高なる幹部は、主たる7精霊により公表される神性計画の実行に関係がある。崇高なる幹部は、超宇宙の日の老いたるものの支配を妨げず、地方宇宙の創造者たる息子の主権も妨げない。崇高なる幹部は、壮大な宇宙における正しく構成された結合方針すべてを実行するのが機能とする調整幹部である。
17:1.5 各幹部とその球体の施設は、単独超宇宙の効率的行政にささげられる。球体第一号において機能する崇高なる幹部第一は、完全に超宇宙第一号の問題に専心しており、順次、崇高なる幹部第七は、精霊の楽園衛星から働き掛け、また第7超宇宙の管理へといった具合に自己の活力を捧げている。精霊の楽園衛星にはそれらの関連する同名の超宇宙があるので、この7番目の球体の名前はオーヴォントンである。実際、超宇宙はそれらに因んで名づけられた。
17:1.6 第7超宇宙の行政球体におけるオーヴォントンの諸事を正しく保つ仕事に従事する職員は、実際に天の知性の全系列を迎え入れ、その職員数は、人間の理解を超えるものである。 (鼓舞された三位一体の精霊と思考調整者を除く)人格の派遣のための超宇宙奉仕のすべては、楽園への、また楽園からの宇宙旅行においてこれらの7行政世界の1つを通過し、そしてここでは超宇宙において機能する第3根源と中枢により創出される人格すべてのための中心となる登録が維持される。1行政世界における物質、モロンチア、精霊に関する登録制度は、私の系列の存在体さえも驚かせる。
17:1.7 崇高なる幹部の直属の部下の大部分が、楽園-ハヴォーナ人格の三位一体化息子と、時間と空間の上昇計画の長年の訓練からきた栄光に輝く人間の卒業生の三位一体化された子とから成る。これらの三位一体化の息子は、崇高なる幹部との勤労のために楽園の終局者部隊の最高審議会長により任命される。
17:1.8 各崇高なる幹部には2名の顧問内閣がある。それぞれの超宇宙本部の無限の精霊の子は、自分たちの崇高なる幹部の第一顧問閣僚に1,000年の間仕える代表を自分たちの階級から選ぶ。時間の上昇する人間に影響する万事に関しては、楽園到達の人間と栄光の人間の三位一体化の息子から成る第二内閣がある。この機関は、一時的に7超宇宙本部に住み完全になるつつある、かつ上昇しつつある存在体により選ばれる。他のすべての業務長官は、崇高なる幹部により任命される。
17:1.9 時折すばらしい秘密会議が、精霊のこれらの楽園衛星において開催される。これらの世界に割り当てられた三位一体化の息子は、楽園に達した上昇者と共に、上昇経歴の苦闘と勝利の再結合において第三根源と中枢の精霊人格とともに集合する。崇高なる幹部は、いつもそのような兄弟的集会の議長をする。
17:1.10 崇高なる7幹部は、1,000年に1度権力の座を空け楽園に行き、そこで創造の一部である大勢の知力あるものへの宇宙的規模の挨拶と幸福を願う1、000年ごとの秘密会議を開く。この多事多端な行事は、すべての反射精霊集団の長である威儀仙の直接の臨場において行われる。その結果、崇高なる7幹部は、普遍的反射の特異な機能を経て壮大な宇宙における自分達の仲間すべてと一斉に意思伝達ができる。
17:2.1 反射精霊は、三位一体の神性の出である。これには特異でいくらか神秘的な50名の存在体がある。並はずれたこれらの7人格は、一度に創出され、そのような創造の各出来事は、楽園三位一体と主たる7精霊のうちの1名とのつながりによってもたらされた。
17:2.2 時間の始まりに起こったこの重要な取り扱いは、楽園三位一体との共同創造者として機能するために主たる精霊に代表される崇高なる創造者たる人格の初期の努力を表す。三位一体の創造的な可能性との崇高なる創造者のもつ創造力のこの結合は、崇高なるものの現実のまさしくその源である。したがって、反射的創造の周期がその自然な経過をたどったとき、主たる7精霊のそれぞれが楽園三位一体との創造上の完全な同調性を見つけたとき、第49反射精霊が人格化したとき、次には、新たで広範囲の反応が、宇宙の中の宇宙全体において崇高なるものに新たな人格特権を与え、ついには49名の反射精霊とその提携者のすべての仕事の反射長と楽園の中心である威儀仙の人格化に至る神格絶対に起こったのであった。
17:2.3 威儀仙は、真の人格、つまり時間と空間の全7超宇宙の反射性現象の人格的で絶対確実の中核である。威儀仙は、主たる7精霊の待ち合わせ場所である万物の中心近くの永続的な楽園本部を維持し、広範囲の創造における反射業務の調整と維持に唯一関係がある。威儀仙は、別の点では宇宙問題の行政には関わらない。
17:2.4 威儀仙は、神格絶対との機能的連携において崇高なるものにより創造された神性の唯一の既存人格であるので、我々の楽園人格に関する一覧表には含まれていない。威儀仙は人格であるが、排他的に、しかも明らかに自動的に宇宙経済のこの1局面に関係がある。威儀仙は現在、宇宙人格の他の(非反射)系列とのつながりに関し、個人的いかなる能力においても機能しない。
17:2.5 威儀仙の創造は、崇高なるものの最初の最高の創造的行為を際立てた。行動へのこの意志は、崇高なるものの意志であったが、神格絶対のすばらしい反応は予め知られてはいなかった。ハヴォーナの永遠-出現以来、宇宙は、巨大で広範囲にわたるそのような力の一致協力と機能的な精霊活動の調整の驚異的な事実化を目撃してはこなかった。崇高なるものとその仲間の創造的な意志への神格反応は、断固たる意図を大いに超え、概念的な予測をはるかに上回る。
17:2.6 我々は、崇高者と究極者が新段階の神性に到達し、人格機能の新領域に昇るかもしれない後の世において、想像外の権力を有する拡張された宇宙調整の意外かつ夢にも思わないさらに他の存在体の神格化の領域で目撃するかもしれない将来の可能性に畏敬の念を抱いて立っている。そのような経験的神格と実存的楽園の三位一体との関係統一への神格絶対の反応の可能性に限界はなさそうである。
17:3.1 49名の反射精霊は、三位一体起源であるが、その出現に付随する各7創造の出来事が、同じ先祖の主たる精霊の特性に類似する存在体の型の生産であった。したがって、49名の反射精霊は,さまざまに宇宙なる父、永遠なる息子、無限の精霊の神性的特性の関係の7つの可能な組み合わせの性質と特徴とを反映している。この理由のために、各超宇宙本部に7反射精霊を持つことが必要である。7種の型が、どの7超宇宙にもそのような現象として起こるかもしれない楽園の神格3名の全局面におけるあらゆる顕現の完全な反映の達成に必要である。従って、それぞれの型が、各超宇宙における業務に割り当てられた。異なる7反射精霊の集団は、各領域の反射焦点で超宇宙の首都の本部を維持し、しかも、反射焦点は精霊的極性の核心と同じではない。
17:3.2 反射精霊には名前があるが、これらの名称は空間世界に明らかにされてはいない。この名称は、この存在体の性質と特徴に関係しており楽園の秘密球体のもつ宇宙共通の7神秘のうちの一部分である。
17:3.3 反射の属性、つまり連合活動者、崇高なるもの、および主たる精霊の心の段階現象は、普遍的知性のこの広大な計画の働きに関わる存在体すべてに伝えることができる。ここに大きな神秘がある。主たる精霊も楽園の神格も、調整している普遍的反射のこれらの力を威儀仙の連携人格49名に表されるようには単独的に、あるいは集合的に、明らかにはしないが、それでいて、主たる精霊と楽園の神格は、驚異的に授けられたこれらの全存在体の創造者なのである。神格継承というものは、創造者には認識できないある種の属性を時々被創造物に明らかにする。
17:3.4 威儀仙と反射精霊を除く反射業務の全職員は、無限の精霊、その直接の仲間と部下のすべての創造物である。各超宇宙の反射精霊は、反射像の補佐の創造者、つまり日の老いたるものの法廷への反射精霊の人格的な声である。
17:3.5 反射精霊は、単に伝播体ではない。それらは、その上に保持力のある人格である。反射精霊の子、第二熾天使は、保持し、または記録もする人格である。真の精霊的価値のすべてが、正副二重に登録され、複製の1つは、反射精霊の広大な職員に属する第二熾天使の人格の多くの系列中の1構成員の個人的能力に保存される。
17:3.6 宇宙の正式記録は、天使の記録者により、また天使の記録者を介して渡されるが、真の精霊的記録は、反射により組み立てられ、また無限の精霊の家族のものである適切かつしかるべき人格の心に保持される。真の精霊的記録は、宇宙の形式的で死んだ記録とは対照的に生の記録であり、無限の精霊の記録する人格の生ける心に完全に保存されている。
17:3.7 反射組織は、情報-収集であり全創造の法令-普及である。それは、様々な放送業務の周期的作動に比較し絶えず稼働中である。
17:3.8 地方の宇宙本部において発生する重要なものすべてが、本質的にはその超宇宙の首都に反射される。逆に、地方宇宙に意義あるものすべてが、超宇宙本部から地方宇宙首都へと外側に反映される。時間の宇宙からの超宇宙への反射業務は、一見したところ自動的、あるいは自己稼働のようであるが、それは稼働はしない。それはすべてが非常に人格的であり、知的である。その精度は人格協力の完全性から生じており、したがって、絶対者の非個人的な臨場-実行の精にすることはとてもできない。
17:3.9 思考調整者は、普遍的な反射体制の操作に参加はしないが、我々には、父の断片すべてが、これらの相互作用を完全に認識しており、またこれらの内容が利用できるということを信じるに十分な理由がある。
17:3.10 余分な楽園反射業務の空間範囲は、現宇宙時代においては7超宇宙周辺に制限されているようである。その他の点では、この業務機能は時間と空間から独立しているように思える。それは知られている準絶対の全宇宙回路からは独立しているようである。
17:3.11 各超宇宙本部における反射組織は、隔離された単位として機能する。しかし、光と生命の地方宇宙全体の決定による祝祭や崇高なる7幹部の千年の挨拶の時のような特別な場合には、7宇宙すべてが、威儀仙の指示に基づき、宇宙的に調和して行動するかもしれないし、行動をとるのである。
17:4.1 49名の反射の姿の補佐は、反射精霊に創出され、各超宇宙本部には7名ちょうどの補佐がいる。ユヴァーサの7反射精霊の最初の創造行為は、7名の姿の補佐の産出であった。自身の補佐を創造する各反射精霊。ある種の属性と特性においては、姿の補佐は、母なる反射生霊の完全な再生産である。それらは反射の属性を差し引いた事実上の複製である。それらは真の姿であり、反射精霊と超宇宙当局との伝達経路として絶えず機能する。姿の補佐は単に助手ではない。それらは自身のそれぞれの精霊先祖の実際の代表である。姿の補佐は姿であり、その名の通りである。
17:4.2 反射精霊自身は、真の人格であるが、物質の存在体には理解し難いほどの系列のものである。反射精霊は,超宇宙本部球体においてでさえ、日の老いたるものとその仲間との個人的交わりすべてにおいて姿の補佐の援助を必要とする。姿の補佐と日の老いたるものの間の接触においては時として1名の補佐が、満足に機能するのであるが、その他の場合には2名、3名、4名の、あるいは7名全員での完全で適切な委託された伝達提示が、必要とされる。同様に、姿の補佐の通報は、伝達内容の必要に応じて、1名の、2名の、あるいは3名すべての日の老いたるものによりさまざまな方法で受け取られる。
17:4.3 姿の補佐は、永遠に先祖の精霊の身近に仕え、しかも自由に使える助力者である信じ難く素晴らしい第二熾天使の部隊を持っている。姿の補佐は、人間の前進の普遍的計画のための情報機関に密接に関連してはいるものの、人格的なこれらの存在体は、外観上は意志を持ってはいないので、あなたは、ユヴァーサの学校に滞在中個人的にそれらに接触はしないであろう。姿の補佐は、選択力を行使しない。それらは、真の姿である、つまり個々の精霊先祖の人格と心を完全に反射している。一集合体として、必滅の上昇者は、反射には親密に接触しない。反射的性質をもつ存在体の誰かが、あなたと実際の業務運用の間に常に介在するであろう。
17:5.1 ハヴォーナ回路の7精霊は、中央宇宙の7回路への無限の精霊と主たる7精霊の非個人的な共同代表である。主たる精霊の全体的子孫であるハヴォーナ回路の7精霊は、主たる精霊の奉仕者である。主たる精霊は、異なる様々な行政的個性を7超宇宙に供給する。ハヴォーナ回路のこれらの均一的精霊を通して、主たる精霊には中央宇宙のための統一的、一律的、そして連携している精霊的導きの提供が、可能になるのである。
17:5.2 回路の7精霊のそれぞれは、単一のハヴォーナ回路の浸透に限られている。それらは、日の永遠なるものの体制、つまり個々のハヴォーナ世界の支配者に直接には関係がない。しかし崇高なる7幹部との繋がりはあり、また崇高なるものの中央宇宙の臨場と連動している。それらの仕事は完全にハヴォーナに限定されている。
17:5.3 これらの回路の精霊は、個人的子孫、つまり第三超熾天使を通してハヴォーナに滞在するもの達と接触をする。回路の精霊の機能は、主たる7精霊と共存する一方で、最初の巡礼者が、第三超熾天使の創造における時間のグランドファンダ時代にハヴォーナの外回路に到着するまで主要な重要性には至らなかった。
17:5.4 あなたは、ハヴォーナの回路から回路へと進むにつれ回路の精霊に関し知るであろうが、その精霊的な影響に親しむかもしれないとしても、またその精霊的な影響の非個人的臨場に気づくかもしれないとしても、彼らとの個人的交流を保つことはできないであろう。
17:5.5 回路の精霊は、思考調整者が進化宇宙の世界に生息する必滅の創造物に関係しているように、ハヴォーナ出身の居住者に関係している。回路の精霊は、思考調整者のように非個人的であり、宇宙なる父の非個人的精霊が人間の有限な心に宿るようにハヴォーナの存在体の完全な心と一致する。しかし、回路の精霊は、決してハヴォーナ人格の永久的部分にはならない。
17:6.1 地方宇宙の創造的精霊の性質と機能に関する多くが、地方創造の組織と管理における創造者たる息子との交流の物語であり適正に述べられている。それでも、崇高なる精霊の7集団に関するこの議論の一部として語られるかもしれないこれらの驚異の存在体の前地方宇宙経験の多くの特徴が、存在するのである。
17:6.2 我々は、地方宇宙の母なる精霊の経歴に関する6段階に詳しく、また、活動の第7段階の可能性に関し多くを推測する。これらの異なる段階は次の通りである。
17:6.3 1. 初期の楽園分化。創造者たる息子が、宇宙なる父と永遠なる息子の連合作用により個人化されるとき、「補数の最高反応」として知られていることが、無限の精霊の存在体に同時に起こる。我々には、この反応の種類がわかってはいないのだが、それが、共同創造者の創造的可能性の中に迎え入れられるそれらの人格化の可能性の固有の変更に言及しているということは理解している。創造者たる息子の誕生は、将来の地方宇宙の配偶者にむけての無限の精霊の存在体内でのこの楽園の息子の誕生の可能性をはっきり示している。我々は、実体のこの新しい前人格同一性を認識はしていないが、この事実がそのような創造者たる息子の経歴に関する楽園の記録の場所を見つけるということを知っている。
17:6.4 2. 創造者の予備訓練。宇宙の組織と行政におけるミカエルの息子の長い予備訓練期間中、その将来の配偶者は、さらなる実体の開発を受け、目標への集団的意識をもつようになる。我々は、知らないが、そのような集団-意識の実体が空間認識をするようになり、補足的なミカエルと共同して宇宙創造と行政の今後の仕事において精霊の技能の習得に必要とされるその予備訓練を始めるのであろうと推測する。
17:6.5 3. 物理的創造の舞台。創造者の責任が、永遠なる息子からミカエルの息子に授けられる時、この新しい創造者たる息子がやがて向かうはずの超宇宙にその息子を導く主たる精霊は、無限の精霊の臨場下において「識別の祈り」を述べる。そして、その後の創造の精霊の実体が、無限の精霊の人格とは区別されて初めて現れる。そして、この実体は、陳情している主たる精霊の人格に直接に進み出で、明らかにこの主たる精霊の人格の一部になり、すぐに、我々からは見えなくなる。新たに確認された創造の精霊は、創造者たる息子の空間における冒険への出発の瞬間まで主たる精霊と留まっている。またそこでは、主たる精霊は、新精霊配偶者を創造者たる息子の保持にゆだね、同時に永遠の信義と果てしない忠誠の委託を精霊配偶者に宣誓させる。それから、楽園での最も感動深い出来事の一つが起こるのである。宇宙なる父は、超宇宙司法の主たる精霊による創造者たる息子と創造の精霊との永遠の結合を認め、また行政に関するある種の共同力の贈与の確認について話す。
17:6.6 父に結合された創造者たる息子と創造の精霊は、次に宇宙創造の冒険に旅立つ。両者は、宇宙の物質的組織での長く困難な間中この関連形式においてともに働いている。
17:6.7 4. 生命-創造時代。創造者たる息子による生命を創造する意図の宣言に当たり、主たる7精霊が参加し、また監督している主たる精霊が個人的に経験するところの「個人化の式典」が、楽園で続く。これは、創造者たる息子の精霊配偶者の人格への楽園神格の貢献であり、無限の精霊の人格の「第一萌出」現象において宇宙に出現するようになる。楽園上のこの現象と同時に、創造者たる息子のこれまでの非個人的な精霊配偶者は、実際的なすべての意図と目的にとっての誠実な人格存在体になる。この同じ地方宇宙の母なる精霊は、今後、未来永劫に、人格存在体と見なされ、続いて起こる生命創造の全人格部隊との個人的関係を維持するであろう。
17:6.8 5. 後贈与の時代。創造者たる息子が、宇宙本部に戻り第7贈与完了後に、そして完全な宇宙主権の取得後に、創造の精霊の果てしない経歴にもう一つの、しかも大きい変化が起こる。その際、勝利を収めた創造者たる息子は、集合した宇宙の行政者の前において、宇宙の母なる精霊を共同主権者に昇進させ、同格者として精霊配偶者を承認する。
17:6.9 6. 光と生命の時代。光と生命の時代の設立に際し、地方宇宙の共同主権は、創造の精霊の経歴の第6段階に入る。しかし、我々にはこの素晴らしい経験の本質を描くことは許されていない。そのような状況は、ネバドンにおける将来の発展段階に属する。
17:6.10 7. 非啓示の経歴。我々は、地方宇宙の母なる精霊の経歴に関するこれらの6段階について知っている。第7の経歴はあるのか。と、我々が尋ねることは、必然である。我々は、終局者が人間の上昇の最終的目標らしきものに達するとき、第6-段階の精霊の経歴に入ったと記録にあることを心に留めている。我々は、終局者はいまだに宇宙課題における別の、そして、非啓示の経歴を待ち受けていると推測する。我々が、同様に、母なる精霊が、これから先に宇宙貢献と創造者ミカエルの系列との忠誠な協力における個人的経験の第7段階を構成するであろう将来の明かされてはいない何らかの経歴を持つと見なすということは、当然のことである。
17:7.1 これらの精霊補佐は、創造者たる息子とそのような創造精霊の合同創造からの生ける創造物への地方宇宙の母なる精霊の七重の心の贈与である。この贈与は、人格特権の身分への精霊の昇進時点で可能になる。7心-精霊補佐の性質と機能に関する叙述は、あなたの地方宇宙ネバドンの話により適切に属している。
17:8.1 崇高なる精霊の7集団は、無限の精霊として、また連合活動者としての両者である第3根源と中枢の機能的な家族の母体を構成する。崇高なる精霊の領域は、楽園上の三位一体の臨場から空間の惑星における進化的人間の系列の心の機能に広がっている。したがって、崇高なる精霊は、行政の下降段階を統一し、その職員の多様な機能を調整する。日の老いたるものとのつながりにおける反射精霊集団であろうが、ミカエルの息子に呼応して行動する創造の精霊であろうが、もしくは楽園三位一体の周りを回路化している主たる7精霊であろうが、崇高なる精霊の活動には、中央宇宙、超宇宙、地方宇宙のいたる所で遭遇する。それらは「日の」系列の三位一体人格とも、「息子」の系列の楽園人格とも同じように機能する。
17:8.2 崇高なる精霊集団は、無限の母なる精霊とともに、第3根源と中枢に属する創造物の広大な家族の直接の創造者である。奉仕活動に関する全系列がこのつながりから生じる。予備超熾天使は、無限の精霊に起源がある。この系列の二次存在体は、主たる精霊により創出される。第三の超熾天使は、回路の7精霊によるものである。反射精霊は、一括して、驚異の天使部隊の系列、つまり超宇宙勤労の強力な第二熾天使の母-製作者である。創造の精霊は、地方創造に属する天使の系列の母である。そのような熾天使の奉仕活動者らは、中央宇宙の様式に因んで創りだされはするものの、各地方宇宙の初代である。奉仕活動の精霊のこれらの創造者は、すべての天使の奉仕活動者の最初の、そして永遠の母である無限の精霊の中心拠点により唯一間接的に支援されるのである。
17:8.3 崇高なる7精霊集団は、生息創造に関わる調整者である。主たる7精霊である指揮官長らのつながりは、七重の神の広範囲の活動を調整するようである。
17:8.4 1. 集合的には、楽園神格の三位一体の神性段階にほぼ相当する主たる精霊。
17:8.5 2. 個々には、主たる精霊は、三位一体の神格の主要な関連する可能性を使い果たす。
17:8.6 3. 連合活動者の様々な代表としての主たる精霊は、個人的にはまだ執行していない崇高なるもののその精神-心-力の主権の宝庫である。
17:8.7 4. 主たる精霊は、反射精霊を介し、楽園の普遍的反射の中心である威儀仙との日の老いたるものの超宇宙政府を連動させる。
17:8.8 5. 主たる精霊は、地方宇宙の神性奉仕活動者の個別化への参加において七重の神の最終段階、つまり地方宇宙の創造者たる息子-創造の精霊の結合に貢献する。
17:8.9 連合活動者に固有の機能的統一は、主たる7精霊、つまり連合活動者の第一人格の発展的宇宙に明らかにされる。しかし、この統一は、未来の完成された超宇宙においては崇高者の経験的主権からは疑いなく不可分になるであろう。
17:8.10 [ユヴァーサの神性顧問による提示]