29:0.1 惑星間と宇宙間の業務の調整に関する宇宙のすべての人格の中で、ユランチアにおいては力の指揮官とその仲間が、最も理解されていない。あなたの人種は、長らく天の存在の天使と同様の他の系列の存在を知ってはいるが、物理的領域の管理者と監視委員に関する情報はほとんど伝えられたことがない。今でも、私は主たる宇宙の中の力の管理とエネルギー規則に関係する次の3集団の存在体の最後に限って完全に明らかにすることが許されている。[1]
29:0.2 1. 第一帰結の主根源力組織者
29:0.3 2. 主根源力の先験的提携組織者
29:0.4 3. 宇宙の力の指揮官
29:0.5 私は、宇宙の力の、指揮官、中枢、制御者の様々の個性を描くことは不可能であると考えはするが、それらの活動領域に関する何かについて説明したいと願うのである。それらは、壮大な宇宙全体に及ぶエネルギーの理に適った調整に関係する存在体の特異な集団である。それらは、最高の指揮官を含めて次の主要な分隊を有する:
29:0.6 1. 崇高な力の七指揮官
29:0.7 2. 崇高な力の中枢
29:0.8 3. 主たる物理管理者
29:0.9 4. モロンチアの力の監督者
29:0.10 崇高な力の指揮官と中枢は、永遠に近い時代から存在してきており、我々が知る限りでは、これらの系列の存在体はもう創出されてはいない。7名の崇高な指揮官は、7名の主たる精霊により人格化され、ついで100億名以上の仲間の生産においてその両親と協働した。力の指揮官の時代以前、中央宇宙の外側空間のエネルギー回路は、楽園の主たる根源力の組織者の知的な監視下にあった。
29:0.11 あなたには、物質創造物に関する知識があり、少なくとも精霊的な存在体に関する対照的概念がある;だが、人間がその心に力の指揮官を描くということは非常に難しいことである。あなたは、存在のより高い水準への上昇進行の計画において、最高の指揮官あるいは力の中枢のいずれとも直接には関係しない。あるまれな機会に、あなたには物理制御者との関係があるであろうし、また大邸宅世界に達しては、モロンチアの力の監督者と共に自由に働くであろう。これらのモロンチアの力の監督者は、もっぱら地方創造のモロンチア政権において機能するので地方宇宙を扱う項でそれらの活動を語ることが最善であると考えられる。
29:1.1 崇高な力の7指揮官は、壮大な宇宙の物理-エネルギーの監視委員である。主たる7精霊による創造は、真の精霊祖先からの準物質子孫に由来する最初の記録例である。主たる7精霊は、個々に創造するとき高度に精霊的な人格を天使の系列にもたらす。集合的に創造するときは、時として準物質存在体のこれらの高度の型を産出する。しかし、これらの準-物理的存在体でさえ、ユランチアの必滅者の短距離視力では見えないであろう。
29:1.2 崇高な力の指揮官は、7名でその外観と機能は同じである。各々が、直接的関係にあり、また機能上は完全な従属にあるその主たる精霊による以外は、他者との区別はできない。その結果、それぞれの主たる精霊は、その集合的子孫の中の1名と永遠の結合にある。同じ指揮官は、常に同じ精霊と関連しており、それらの作業提携は、物理的かつ精霊的なエネルギーの、つまり、準物質存在体と精霊人格の、特異な関係をもたらしている。
29:1.3 7名の崇高な力の指揮官は、周囲の楽園に配置されおり、そこでゆっくりと循環しているそれらの臨場感は、主たる精霊の力の焦点本部の所在を示す。これらの力の指揮官は、超宇宙の力-エネルギーの調整においては独自に、しかし中央創造の管理においては全体的に機能する。それらは、楽園から操作はしているが、自らを効果的な力として壮大な宇宙全域の中心に置く。
29:1.4 これらの強力な存在体は、力の中枢の広大な部隊の物理的祖先であり、またそれらを通しての、7超宇宙全体に点在する物理制御者の祖先である。そのような下位の物理的-制御の有機体は、基本的には一様である、つまり各超宇宙部隊の特異な常態を除いては同じである。超宇宙奉仕において変わるためには、それらは、ただ単に楽園に戻らなければならないであろう。物理的創造は、行政上は基本的には一様である。
29:2.1 崇高な力の七指揮官は、個別には生殖はできないが、集合的には、それに主たる7精霊と関連して自分たちのような他の存在体を生殖—創造—できるし、またそうする。次の7集団で機能する壮大な宇宙の崇高な力の中枢の起源とはそのようなものである:
29:2.2 1. 中枢の最高監督
29:2.3 2. ハヴォーナの中枢
29:2.4 3. 超宇宙の中枢
29:2.5 4. 地方宇宙の中枢
29:2.6 5. 星座の中枢
29:2.7 6. 体系の中枢
29:2.8 7. 未分類の中枢
29:2.9 力の崇高な指揮官とともにこれらの力の中枢は、高度の意志と行動の存在体である。第三根源の人格が授けられており、全員が、高位の系列の疑いのない意志能力を明らかにしている。宇宙の力の体系のこれらの指示する中枢は、知性の絶妙な贈与の所有者である;それらは、壮大な宇宙の力の体系のための知性であり、主たる物理管理者とモロンチアの力の監督者の広大かつ広範囲の全機能網をもつ心の制御法の秘密である。
29:2.10 1. 中枢の最高監督。崇高な力の指揮官の対等者であり仲間であるこれらの7名は、壮大な宇宙の主要エネルギー回路の監視委員である。各中枢監督者は、7名の崇高幹部の特別な世界の1つに本部を置き、また宇宙の一般業務の調整者たちと深く関連して働いている。
29:2.11 崇高な力の指揮官と中央の最高監督の両者は、「重力エネルギー」下の段階で全宇宙現象に関し個人として、また結合的にも機能する。つながりをもって行動するとき、これらの14名の存在体は、崇高なる7幹部が宇宙の一般業務に関わっており、主たる7精霊の宇宙心との関わりと同じく宇宙の力に関わるようなものである。
29:2.12 2. ハヴォーナの中枢。力の中枢は、時間と空間の宇宙の創造以前にはハヴォーナに必要ではなかったが、はるか遠い昔からずっと、100万のハヴォーナの中枢が、主要な創造において機能してきた。各中枢は1,000のハヴォーナ世界の指揮をしている。ここ神性の宇宙には、他の場所には存在しない状態のエネルギー制御の完全性がある。エネルギー規則の完全性は、すべての力の中枢と空間の物理的制御者の究極目標である。
29:2.13 3. 超宇宙の中枢。7宇宙の各首都球体に巨大な領域を占めているのは、第3系列の1,000の力の中枢である。一次エネルギーの10分離の3つの流れはそれぞれが、これらの力の中枢に入りはするが、専門化され、かつ的が絞られた力の回路は、不完全に制御されてはいるものの、統一行動のその位置から先へと進む。これは、宇宙力の電子組織である。
29:2.14 すべてのエネルギーは、楽園周期に回路化されているのだが、宇宙の力の指揮官は、中央宇宙と超宇宙の空間機能において変更された自身に気づくと、これらのエネルギーを有用かつ建設的利用の回路へと変換し、楽園下方の根源力-エネルギーを方向づける。ハヴォーナエネルギーと超宇宙エネルギーの間には違いがある。超宇宙の力の補充は、エネルギーの10分離の各三相から成る。三重のエネルギーのこの補充は、壮大な宇宙の空間全体に広がる;それは、7超創造のそれぞれを丸ごと吸い込みんで洗うエネルギーの広大な動く海洋に似ている。
29:2.15 宇宙の力の電子組織は、7段階において機能し、局所重力、または、線重力へと異なる反応を明らかにする。この七重回路は、超宇宙力の中枢から進み、それぞれの超創造に広がる。時間と空間のそのような特殊化された流れは、メキシコ湾流が大西洋の真ん中で限定的現象として機能するように特定の目的のために開始され、方向づけられた明確かつ局所化されたエネルギー運動である。
29:2.16 4. 地方宇宙の中枢。各地方宇宙本部には、第4系列に属する100の力の中枢が配置されている。それらは、、超宇宙本部から発する7個の力の回路を減らすように、また別な方法で変更するよう機能し、こうして星座と体系奉仕に適応する。空間の局部的天文破局は、これらの力の中枢にとっての一時的関心事である; 力の中枢は、補助的星座と体系への有効なエネルギーの規則的な発信に従事している。それらは、宇宙組織とエネルギー動員後、創造者たる息子にとり大きな支援となる。これらの中枢は、重要な居住場所との惑星間通信に役立つ激化or強化されたエネルギー通路を提供することができる。時々エネルギー進路とも呼ばれるエネルギーのそのような通路、または回線は、力の1中心から別の力の中心への、あるいは1物理制御者から別の制御者への直接回路である。それは、他と区別された力の流れであり、非分化エネルギーの自由な空間運動とは異なっている。
29:2.17 5. 星座の中枢。100個の属地方体系へのエネルギー映写体として機能する10の生きる力の中枢は、各星座に配置されている。これらの存在体からは、通信と輸送のための、そして生命維持のための物理エネルギーの一定の型に依存しているそれらの生ける創造物を元気づけるために力の回線を進む。しかし、力の中枢も下位の物理的制御者も、別の方法で機能的な組織として生命に関係がある。
29:2.18 6. 体系中枢。1名の崇高な力の中枢は、永久に各地方体系に割り当てられている。これらの体系中枢は、時間と空間の生息界に力の回路を送り出す。それらは、従属的物理制御者の活動を調整し、さもなければ地方体系における満足できる力の配分を保証するために機能する。惑星間の回路の中継は、一定の物質エネルギーの完全な調整と物理的な力の効率的法則によるものである。
29:2.19 7. 未分類の中枢。これらは、生息惑星においてではなく特別な局所的状況において機能する中枢である。個々の世界には主たる物理管理者が託されており、その体系の力の中枢により派遣された回路化の力の回線を受け取る。最も強烈なエネルギー関係のそれらの球体だけに、宇宙のてん輪またはエネルギー統治者として活動する第7系列の力の中枢がいる。これらの力の中枢は、活動の全局面においてより高度の制御の構成単位において機能するもの達の完全な同輩ではあるが、100万のうちの1空間本体はそのような生ける力の組織を抱えている。
29:3.1 崇高な力の中枢は、その仲間と部下とともに超宇宙全体に100億以上の番号を割り当てた。それらは全員が、楽園創始者、つまり崇高な力の7指揮官との完全な同調性と完全なつながりにある。壮大な宇宙の力の制御は、このようにして主たる七精霊、つまり崇高な力の七指揮官の創造者の保護と指示に託されている。
29:3.2 崇高な力の指揮官とそのすべての仲間、補佐、および部下は、あらゆる空間のあらゆる裁判所による拘引、もしくは干渉を免れている;それらは、日の老いたるものの宇宙政府の行政指導、あるいは創造者たる息子の地方宇宙行政の行政指導にも従ってはいない。
29:3.3 これらの力の中枢と指揮官は、無限の精霊の子らにより生み出される。それらは、宇宙の物質組織化の後の時代に創造者たる息子と提携をするものの、神の息子の行政に密接な関係はない。しかし、力の中枢は、何らかの方法で崇高なるものの宇宙の総括的管理に密接に関連づけられている。
29:3.4 力の中枢と物理制御者は、訓練を受けない;それらは全員が、完全に創造されており、活動においては本質的に完ぺきである。それらは、決して1つの機能から他の機能へ移らない;常に本来割り当てられた通りに仕える。階級上の昇格はなく、これは両系列の全7分隊に真実である。
29:3.5 上昇者には記憶上で戻るべき過去がないので、力の中枢と物理制御者は、決して遊ぶことはない;それらは、全行動において徹底して事務的である。それらは、いつも勤務に就いている;エネルギーの物理回路の中断に対する宇宙計画への何の対策もない;これらの存在体は、時間と空間のエネルギー回路の直接指揮を1秒何分の1の間も決して放棄はできない。
29:3.6 力の指揮官、中枢、および制御者は、力、つまり物質または準物質エネルギーを除いては全創造には何の関係もない;それらは、力をもたらしはしないが、変更し操り、また方向づけはする。重力の引きつける力への抵抗を除いては、物理的重力ともいささかの関わりもない。重力とのそれらの関係は完全に負である。
29:3.7 力の中枢は、分離された様々なエネルギー集合の生きた機構とのつながりにおいて広大なメカニズムと調整を活用する。それぞれの個々の力の中枢は、正確に100万個単位の機能的制御で構成されており、またこれらのエネルギー-変性の構成単位は、人の肉体に不可欠な器官のようには固定されてはいない;力の調整のこれらの「不可欠な器官」は可動的であり、結合的可能性において実に千変万化である。
29:3.8 これらの生きている存在体が宇宙エネルギーの主回路の操作と規則性を包含する方法を説明することは、まったく私の能力を超えるものである。これらの巨大、かつほぼ完全に効率的である力の中枢の規模と機能に関しさらに進んであなたに知らせることを引き受けるならば、さらなる混乱と狼狽を増大させるだけであろう。それらは、生きてもおり「人格的でもある」が、あなたの理解を超えるものである。
29:3.9 ハヴォーナの外において崇高な力の中枢は、構築された(建築の)球体上においてのみ、または別の方法で適切に構成された空間本体上においてのみ機能する。建築世界は、生ける力の中枢がこれらの球体に注ぎかける間、空間のエネルギーを方向づけ、変更し、そして集結するために選択できる切替装置として機能できるように構成されている。それらは、通常の進化する太陽あるいは惑星においてはそのようには機能できなかった。特定の集団は、これらの特別な本部世界における加熱や他の物質的必要性に関与している。それは、ユランチアの知識の範囲を超えてはいるものの、生ける力の人格に関するこれらの系列は、熱がなく光り輝く配光に非常に関係があると述べることを私には許されている。主語曖昧それらは、この現象を引き起こしはしないが、その普及と方向づけには関係している。
29:3.10 力の中枢とその配下の制御者は、組織化された空間の全物理エネルギーの働きに割り当てられている。それらは、10種類のエネルギーそれぞれの基本的な3つの流れと連動している。これは組織化された空間のエネルギー充足である。また、組織化された空間は、それらのもの達の領域である。宇宙の力の指揮官は、7宇宙の現在の境界の外に今起こりつつある根源力の猛烈な活動とは何らの関係もない。
29:3.11 力の中枢と制御者は、宇宙のそれぞれの基本的な流れに含まれる10種類のエネルギーの型のうち7個の型にだけ完ぺきな制御を発揮する。それらの制御が部分的または全体的に免除されている型は、無条件絶対者により支配されているエネルギー顕現の予測できない領域を例証しなければならない。もしそれらが、この絶対の根本的な力に影響を及ぼすとしても、特定の物理制御者が、時々自動的に宇宙なる絶対者の特定の推進力に反応するという意見を請け合う何らかのわずかな証拠があるとはいえ、我々はそのような機能を認識してはいない。
29:3.12 これらの生ける力の作用は、無条件絶対者の主たる宇宙エネルギーの総括的管理に意識的には関連してはいないが、我々は、力の指示の全体の、ほぼ完全な計画が、この超重力臨場を優先させる何らかの未知の方法であるということを推量する。地方のエネルギーのいかなる状況においても、中枢と制御者は、近-崇高性を行使するが、常に超エネルギー存在と無条件絶対者の認知はできない性能を意識している。
29:4.1 これらの存在体は、崇高な力の中枢の機動的従属物である。物理制御者は、単独使者の飛行に接近する速度で地方の空間を横断することができ、自己輸送の顕著な多様性に従事することができるそのような個性の本質の変化の能力に恵まれている。しかし、それらは、他のすべての空間横断者のように物質球体からの出発において重力の働きと慣性の抵抗に打ち勝つ際に、その仲間の援助と他のいくつかの存在体の型の両方を必要とする。
29:4.2 主たる物理管理者は、壮大な宇宙で仕える。それらは、直接に楽園から超宇宙本部の範囲まで崇高な力の7指揮官により治められている; それらは、ここから均衡協議会、つまり主たる7精霊により主たる根源力の提携組織者の職員から派遣された力の高等弁務官により指示され、分散される。これらの高等弁務官は、1個の宇宙全体の力の圧力とエネルギーの補充を示す生ける道具である主たるフランダランク系についての解釈と登録の説明をするための権限が与えられている。
29:4.3 楽園神格の臨場が壮大な宇宙を回り、また永遠の円の周りをさっと通過するが、主たる7精霊のうちの誰かの影響は、単一の超宇宙に制限される。各7超創造の間には、エネルギーの異なる隔離と力の回路の分離がある;したがって、個性化された制御方法は行き渡らなければならないし、行き渡っている。
29:4.4 主たる物理管理者は、崇高な力の中枢の直系子孫であり、その数には次が含まれている:
29:4.5 1. 力の共同指揮官
29:4.6 2. 機械的制御者
29:4.7 3. エネルギー変換者
29:4.8 4. エネルギー送信者
29:4.9 5. 一次結合者
29:4.10 6. 二次分離者
29:4.11 7. フランダランク系とクロノルデク系
29:4.12 これらの全系列が、個々の選択力を持つ意味においての人格体ではない。特に、最後の4者は上司の衝動への対応において、また既存のエネルギー状態への反応において完全に自動的であり、機械的であるらしい。しかし、そのような対応は完全に機械学的に見えるが、そうではない;それらは、自動装置に見えるかもしれないが、それらは皆、知力の特異な機能を明らかにしている。
29:4.13 人格は、必ず心に伴うものというわけではない。心は、下等動物の型の多くに、また特定のこれらの下位の物理制御者にそうであるように、選択のすべての力が奪われるときでさえ考えることができる。物理的な力のより自動的であるこれらの監視委員の多くは、いかなる用語の意味においても人格体ではない。それらは、分担任務に合わせて企画する機械的な完全性にまったく補助的であり、意志や決定からの自立に恵まれてはいない。とはいえ、それらは皆、非常に知的な存在体である。
29:4.14 物理制御者は、ユランチアで未発見の基礎エネルギー調整に主に従事している。これらの未知のエネルギーは、惑星間の輸送体制、それに一定の通信技術にとり極めて不可欠である。我々が音の同等物を伝えたり、または視力拡大の目的のためにエネルギーの線を引くとき、エネルギーのこれらの未知の型は生きている物理制御者とその仲間に利用される。これらの同じエネルギーは、時に中間創造物にも通常の仕事に利用される。
29:4.15 力の共同指揮官。驚くほどに効率的である存在体には、領域のつねに変化するエネルギー状態の移行し続ける必要性に合わせて、主たる物理管理者に関する全系列の課題と発信がゆだねられている。物理制御者の巨大な蓄えは、小領域の本部世界に保持され、物理制御者は、力の共同指揮官によりこれらの集中点から宇宙、星座、および体系の本部へ、そして個々の惑星へと定期的に派遣される。物理制御者は、このようにして割り当てられると、調停委員会の神性実行者の命令に暫定的に従属するが、その他の点ではもっぱらその副指揮官と崇高な力の中枢に従う。
29:4.16 300万の力の共同指揮官は、オーヴォントンの各小領域に配属されていき、驚くほど万能のこれらの存在体の超宇宙への割り当ては30億という合計にいたる。それら自身の控えの集団は、同じ小規模領域の世界に保持され。知的なエネルギー制御法と変換法に関する科学を研究するものすべての教官としてもそこで勤める。
29:4.17 これらの指揮官は、小領域における行政活動の時代と空間の領域への点検業務において等しい期間を交代に務める。少なくとも1名の代理検査官が、その首都球体本部を維持し常に各地方体制にいる。それらは、調和的な同時性で巨大な生きたエネルギーの全集合体を保つ。
29:4.18 2. 機械的制御者。これらは、力の共同指揮官のきわめて万能の、また機動力のある助手である。何兆という機械的制御者たちは、あなたの小領域であるエンサに派遣される。これらの存在体は、上司にとても完全に支配されるので、つまり力の共同指揮官の意志にとても完全に補助的であるので、機械的制御者と呼ばれる。にもかかわらず、機械的制御者自身は、非常に知的であり、その仕事は、性質上は機械的、かつ平凡であるものの巧みに遂行されている。
29:4.19 生息界に配属されるすべての主たる物理制御者のうち、機械的制御者は間違いなく最も強力である。他のすべての存在を上回る生きた反重力の資質の各制御者がもつ重力抵抗に匹敵するのは、物凄い速度で回転する巨大な球体だけである。制御者のうち10名は、現在ユランチアに配置され、また最も重要な惑星の活動の1つは、熾天使輸送の出発を容易にすることである。したがって、1,000名のエネルギー送信者の一団が熾天使の出発に初期の運動量を提供する間、機械的制御者の10名全員は、そのような機能にあたり一斉に行動する。
29:4.20 機械的制御者は、エネルギーの流れを方向づけすることに、また専門化している流れまたは回路へのその集中を容易にすることに有能である。強力なこれらの存在体は、物理エネルギーの分離、方向づけ、強化、および惑星間回路の圧力の均等化に非常にかかわりがある。それらは、宇宙の力の補充を構成する空間の物理エネルギーの30種類のうちの21種類の操作に熟練している。また、物理エネルギーの9種類のより微妙な型のうちの6種類の管理と制御に向け多くを為し遂げることができる。力の共同指揮官は、これらの制御者を相互への、また特定の力の中枢への適切な技術的関係に置くことにより力の調整とエネルギー制御において信じ難い変化を生むことが可能となる。
29:4.21 主たる物理管理者は、しばしば数百の、数千の集団で、また100万の集団でさえ機能し、その上その位置と構成を変えることで、個々の能力のみならず集合体でエネルギー制御の実行が可能である。それらは、必要条件の変化に準じてエネルギーの量や動きの増大ができ加速ができるし、もしくはエネルギーの流れを引き止めたり、圧縮したり、または遅らせることができる。それらは、言わゆる触媒が、若干の化学反応を増大させるようにエネルギー変換と力の変換に影響を及ぼす。それらは、固有の能力と崇高な力の中枢との協力において機能する。
29:4.22 3. エネルギー変換者。超宇宙のこれらの存在体は、信じがたいほどのの数である。サタニア単独ではおよそ100万名であり、各生息界向けの通常定数は、100名である。
29:4.23 エネルギー変換者は、力の崇高な7指揮官と7中枢監督の結合的創造である。それらは、物理制御者のより人格的な系列の中にあり、力の共同指揮官が生息界にいる時を除いては、変換者が指揮をとっている。それらは、出て行く全熾天使輸送の惑星検査官である。すべての種類の天の生命体は、単に共同指揮官とエネルギー変換者のより人格的な系列とのつながりによってのみ物理制御者のそれほど人格的ではない系列を利用することができる。
29:4.24 これらの変換者は、特定の力の処理または方向づけのために、もしくは、それに対して自身を配置できる強力かつ能力ある生ける切り替え装置である。それらはまた、巨大な惑星と近隣の星の間を通過する強力なエネルギーに対し、惑星を隔離する取り組みに長けている。そのエネルギー-変化の属性は、変換者を宇宙エネルギー均衡維持、または力の均衡維持の重要な任務において極めて役に立つ。それらは、一度にエネルギーを費やすか、さもなければ蓄えるようである;またある時には、エネルギーを発散するか、遊離するようである。変換者は、各領域の生きた、あるいは死んだエネルギーの「蓄電池」の能力を増大するか、または減少させることができる。しかし、それらは、物理エネルギーや半物質エネルギーのみを扱い、生命の領域においては直接には機能しないし、生き物の形状を変えもしない。
29:4.25 エネルギー変換者は、ある点では半物質のすべての生きた創造物の中で最も顕著で神秘的なものである。それらは、何らかの未知の方法で物理的に区別され、その連携関係を変えることにより、その関連づけた臨場を貫通するエネルギーへの深い影響力を及ぼすことができる。物理的領域の状態は、それらの巧みな操作の下に変化を受けるようである。それらは、空間エネルギーの物理的形状を変えることができるし、変える。それらは実際に仲間の制御者の助けを借りて、超宇宙の力の充填をなす物理エネルギーの30種類のうち27種類の型とその潜在性を変えることができる。このうちの3種類のエネルギーが、エネルギー変換者の制御を超えるものであるということは、エネルギー変換者が、無条件絶対者の役立つ手段ではないということを立証している。
29:4.26 主たる物理制御者の残る4集団は、その言葉を容認できうる定義内においてもほとんど人格体ではありえない。これらの送信者、結合者、分離者、およびフランダランク系は、その反応において完全に自動的である;とはいえ、あらゆる意味において知的である。我々は、それらとの意思疎通が図れないことから、その素晴らしい実体に関する我々の知識は非常に限られている。それらは、領域の言語を理解しているように見えるが、我々とは通じ合うことができない。十分に我々の通信を受け取ることはできるらしいが、応答においてはかなり無力であるらしい。
29:4.27 4. エネルギー送信者。これらの存在体は、完全ではないが、主として惑星内の立場にあって機能する。それらは、個々の世界において明らかであるように、エネルギーの驚異の発送者である。
29:4.28 送信者は、エネルギーが新回路へ迂回されると必要なエネルギー進路に沿い自らを一列に配置し、またエネルギー-引き寄せの独自の属性のおかげで増加するエネルギー流動を実際に好ましい方向へと誘導することができる。それらは、ある特定の金属回路がある特定の形の電気エネルギーの流れを方向づけるほどに文字通りこれをするのである。そして、それらは、物理エネルギーの30種類の形状の半分以上のための生きた超伝導体である。
29:4.29 送信者は、惑星から惑星への、個々の惑星の局から局への特殊化されたエネルギー通過がつくる弱下する流れの回復に効果的である妙を得たつながりを形成する。それらは、生き物の他のいかなる型も認識できないほどの弱すぎる流れの検出ができ、また付随の伝達が完全に理解可能になるほどにこれらのエネルギーを増大させることができる。それらの活動は、放送受信者にとり非常に貴重なのである。
29:4.30 エネルギー送信者は、伝達可能な知覚の全形態に対処することができる;それらは、遠方の音を「聞こえる」ようにすることができるばかりではなく、遠方の光景を「見える」ようにすることができる。それらは、地方体制と個々の惑星における非常時の通信網を提供する。これらの活動は、定期的に設定される回路外での通信目的のためにほとんどすべての生物により利用されなければならない。
29:4.31 エネルギー変換者と共にこれらの存在体は、疲弊した環境にあるそれらの世界における人間生存の維持に不可欠であり、無呼吸惑星の生活手段の不可欠部分である。
29:4.32 5. 一次結合者。これらの興味深くて非常に貴重な実体は、巧みなエネルギー保存者であり管理者である。植物が、幾らかなりとも太陽光を蓄えるように、これらの生命体もまた、正の兆候時代にエネルギーを蓄えるのである。それらは、空間のエネルギーをユランチアでは知られていない物理的状態に変換し、大々的規模で取り組んでいる。それらはまた、これらの変化を物質存在のいくつかの原始構成単位の生産段階へと進めることができる。これらの存在体は、ただそれらの臨場により行動する。それらは、この機能で決して疲労困憊せず、劣化されもしない;生ける触媒作用のように振る舞う。
29:4.33 それらには、負の兆候の季節には蓄積されたエネルギー放出の権限が与えられている。しかし、それらの仕事のこの段階での方法についての説明を可能にするには、あなたのエネルギーと物質に関する知識は十分に進歩してはいない。あなたが、大いに異なる物語を同じアルファベットの記号で伝えるために調整可能な活字を巧みに扱うように、それらは、原子、電子、およびアルチマトンを操作してつねに普遍的法則に従って働く。
29:4.34 結合者は、物質の組織球体に現れる最初の生命集団であり、あなたが生き物の存在とは全く相いれないと見なす物理温度で機能することができる。それらは、全く人間の想像範囲を越える生命の系列を示す。それらは、その仕事仲間、つまり分離者と共にあらゆる知的創造物の中でも最も奴隷的である。
29:4.35 6. 二次分離者。一次結合者に比べ、巨大な抗重力の資質をもつこれらの存在体は、反対の労働者である。地方世界上の、または地方体系の特別の、あるいは変更された型の物理エネルギーが枯渇するであろうというような危険は決してないのである。なぜなら、これらの生きた組織は、無限のエネルギー供給を展開するための独自の力に恵まれているのであるから。それらは、ユランチアではほとんど知られていないエネルギーの型への、その型よりもまだ認識されていない物質の型からの発展に主に関係がある。それらは本当に空間の錬金術師であり時間の驚異-労働者である。しかし、すべての驚嘆のその働きにおいて、それらは、宇宙の崇高者の命令を決して逸脱することはない。
29:4.36 7. フランダランク系。これらの存在体は、エネルギー-制御の存在体の全3系列の共同創造である:一次と二次の根源力の組織者と力の指揮官。フランダランク系は、全主たる物理制御者の中で最も数が多い;サタニア単独で機能する数は、あなたの数字の概念を超えている。それらは、全生息界に配置されており、いつも物理制御者のより高い系列に配属されている。それらは、中央宇宙と超宇宙において、また外部空間領域において互換性を持って機能する。
29:4.37 フランダランク系は、30区分に、つまり基本的な宇宙力の型ごとに1区分ずつ、創造されており、もっぱら生ける自動の臨場計器、圧力計器、および速度計器として機能する。これらの生ける計測器は、唯一、根源力-エネルギーのあらゆる型の自動的、かつ的確な記録に関係がある。それらと物理的宇宙の関係は、広大な反射装置と心の宇宙の関係と同じである。量的かつ質的エネルギー臨場に加え時間を示すフランダランク系は、クロノルデク系と呼ばれる。
29:4.38 私は、フランダランク系は知的であると認めるが、生ける機械以外のものとしては分類できない。生ける機械装置へのあなたの理解の唯一可能な私の手助け方法は、九分どうり知性的である精度と正確さで働くあなた自身の機械的考案とそれらを比較することである。そして、あなたがこれらの存在体を想像したいと思うならば、正確さのより高度の精巧さをもって、精度のなお一層の究極性をもって、よりすばらしい計算を伴うより複雑な課題を遂行できる知的かつ生きた機械装置(実体)を我々が実際に壮大な宇宙に持っていると気づく程度にまであなたの想像力に頼りなさい。
29:5.1 力の組織者は、楽園に居住はしているが、主たる宇宙の至るところで機能する。ことさらに無組織空間の領域において機能する。これらの並はずれた存在体は、創造者でも創造物でもなく、壮大な2区分からなる:
29:5.2 1. 第一帰結の主根源力組織者。
29:5.3 2. 先験的な主たる根源力の共同組織者。
29:5.4 原始-根源力の操縦者の強力なこれらの2系列は、排他的に主たる宇宙の建築者の指揮の下で働き、現在のところ壮大な宇宙の境界内においては広範囲には機能しない。
29:5.5 第一帰結根源力の主たる組織者は、無条件絶対者の原始の、もしくは基本的空間-根源力の操縦者である;星雲創造者である。それらは、空間のエネルギー旋風の生きた扇動者であり、またこれらの巨大な顕現の初期の組織者であり、それを方向づける者である。力の組織者は、原始の根源力(楽園の直接の重力に反応しない前エネルギー)を第一の、または、強力なエネルギーに変える。つまり、無条件絶対者の排他的把握から楽園の小島の重力把握へと変えるエネルギー。それらは、その後すぐに、一次から二次を経て、あるいは重力-エネルギー段階を経て、エネルギー変化の過程を持続させる力の共同組織者に引き継がれる。
29:5.6 先験的な主たる根源力の共同組織者は、創造者たる息子の到着が合図となる地方宇宙の創造のための計画成就にあたり、天文管轄の超宇宙において活動する力の指揮官の系列に移行する。しかし、そのような計画がない場合、根源力の共同組織者は、外部空間で今活動しているように、無期限にこれらの物質的創造を続けて担当する。
29:5.7 主たる根源力の組織者は、オーヴォントンの多才な力の中枢と物理制御者にさえ堪え難い物理的条件下の温度と機能に耐える。外部空間のこれらの領域で機能できる明らかにされている存在体の他の唯一の型は、単独使者と喚起された三位一体の精霊である。
29:5.8 [ユヴァーサの日の老いたるものの権威により行動する宇宙検閲官による後援]