53:0.1 ルーキフェレーンスは、ネバドンの才知に長けた第一ラノナンデクの息子であった。―は、 多くの体制における働きを経験し、自分の集団の高位の相談役をし、知恵、賢明さ、効率さにおいて際立っていた。ルーキフェレーンスは、その系列中の37番であり、メルキゼデク系により任命された時は、70万以上の自分の種類の中の最も有能で才知に長けた百名中の1名として指名された。ルーキフェレーンスは、このような見事な初まりから、悪と失策を経て、そして罪を迎え入れ、いまは自己の衝動に屈し、見せかけの個人の自由の詭弁—宇宙忠誠の拒絶と友愛の義務の無視、つまり宇宙関係への無分別さに身を任せたネバドンの3名の体制君主の1名として数えられている。
53:0.2 ネバドンの宇宙、キリスト·ミカエルの領域には、1万の生息体制がある。ラノナンデクの息子の全歴史において、これらの何千というすべての体制と宇宙本部全体に渡るすべての仕事においていままでに3名の体制君主だけに、創造者たる息子の政府への侮辱罪の裁決が下された。
53:1.1 ルーキフェレーンスは、上昇の存在体ではなかった。地方宇宙の被創造の息子であった。ルーキフェレーンスについては、「あなたは、あなたが創られた日からあなたに不正が見いだされるまではすべてにおいて完全であった」と言われた。かれは、エデンチアのいと高きものと幾度も協議してきた。ルーキフェレーンスは、生息界607号の大体制の最高経営責任者であったことから「神の聖なる山に」ジェルーセムの行政の台座に君臨した。[1][2]
53:1.2 ルーキフェレーンスは、偉大なもの、才知に長けた人格であった。宇宙権威直系の星座のいと高き父の次に位していた。ルーキフェレーンスの違反にもかかわらず、従属的な知力あるものたちは、ミカエルのユランチアの贈与に先立ち、ルーキフェレーンスに不敬と軽蔑を表すことを差し控えた。モーゼの復活時点にミカエルの大天使でさえ、「彼に対し非難の見解をもたらさなかったが、『裁判官はあなたを戒める。』と単純に言った。」そのような問題における判断は、超宇宙の支配者である日の老いたるものに帰属する。[3]
53:1.3 ルーキフェレーンスは、いま堕落し免職、退位させられたサターニアの君主である。自己静観は、天界の発揚された人格にとってさえ最たる悲惨である。「あなたの心はあなたの美しさに高ぶり、あなたの賢さゆえに自分の知恵を腐らせた。」とルーキフェレーンスについて述べられている。あなたの昔の預言者は、「ルーキフェレーンスよ、暁の子よ、あなたはどうして天から落ちたのか。国々を打ち破った者よ、どうして地に切り倒されたのか!」と書いたとき、彼の悲しい状況を見たのであった。[4][5]
53:1.4 ルーキフェレーンスが、あなたの惑星に自分の主義を説くことを最初の副官、魔王に命じたという理由からユランチアでは彼についてあまり聞かれなかった。魔王は、ラノナンデクの主要な同じ一団の1構成員であったが、体制君主の役割を果たしたことはなかった。魔王は、完全にルーキフェレーンスの反乱に参入した。「悪魔」は、ほかでもないカリガスティア、つまりユランチアの退位を強いられた惑星の王子であり、ラノナンデクの第二系列の息子である。肉体のミカエルが、ユランチアに滞在中、ルーキフェレーンス、魔王、カリガスティアは、贈与の任務に失敗をもたらすために結束した。だが、それらは、みごとに失敗した。[6][7][8]
53:1.5 アバッドンは、カリガスティア配下の長であった。アバッドンは、主人に従い反乱に入り、以来ずっとユランチア反抗者の行政最高責任者の役を務めてきた。べルゼブブは、反逆者カリガスティアの軍勢側に寝返った不実な中間被創造者らの指導者であった。[9][10]
53:1.6 龍は、ついにはこれらすべての悪者の象徴となった。ミカエルの勝利に際し、「ガブリエルはサルヴィントンから下りてきて、1時代の間、龍(すべての反乱指導者)を繋ぎおいた。」ジェルーセムの熾天使の反抗者等については、「彼は、最初の身分を保持しなかったが、自身のおるべき所を去った天使たちを確かに縛りつけ重大な日の審判のために暗闇の中に閉じ込めておいた。」と書かれている。[11][12]
53:2.1 ルーキフェレーンスと最初の補佐である魔王は、50万年以上もジェルーセムに君臨し、宇宙なる父、それに当時の行政代理者であるミカエルに対しその心のうちで態勢をとり始めた。
53:2.2 サターニア体制に反乱を暗示したり、あるいは有利にはたらいた特異な、あるいは特別な状態は存在しなかった。考えは、ルーキフェレーンスの心に起源をとり形作り、そして、彼がいずれに配置されようとも、このような反乱を起こしたかもしれないというのが我々の考えである。ルーキフェレーンスは、まず魔王にその計画を示したが、有能で才知に長けた相手の心を堕落させるには数カ月を要した。だが、魔王は、いったん反抗の理論に転向するや、「自己主張と自由」の大胆かつ真剣な提唱者になった。[13]
53:2.3 誰も1度もルーキフェレーンスに反乱を示唆しなかった。ミカエルの意志に反対し、宇宙なる父の計画に反対する自己主張の考えは、その計画がミカエルに代表されているように、その起源はルーキフェレーンス自身の心にあった。創造者たる息子との彼の関係はそれまでは親密で、常に心からのものであった。自身の心の高揚前のいかなる時にも、ルーキフェレーンスは、宇宙行政についての不満を公然と表現しなかった。その沈黙にもかかわらず、標準時間で百年以上の間、サルヴィントンの日々の和合のものは、ルーキフェレーンスの心中はすべてが安らかではなかったということをユヴァーサに反射していた。この情報はまた、創造者たる息子とノーラティアデクの星座の父にも伝えられた。
53:2.4 この期間、ルーキフェレーンスは、宇宙行政の全計画についてますます批判的になったが、常に崇高な支配者に心からの忠誠を表明した。あからさまなその最初の不忠実は、ルーキフェレーンスの自由宣言の公表の前のほんの数日間のジェルーセムへのガブリエル訪問の折に明らかにされた。ガブリエルは、差し迫る暴動の確実性を強く感じとり、公然たる反抗の際に採用される方策に関し星座の父に相談するためにエデンチアに直行した。
53:2.5 最終的にルーキフェレーンスの反逆に至った確かな原因、あるいは複数の原因を指摘することは非常に難しい。我々は、ただ1つのことを確信している。それは次のことである。これらの本来の始まりが何であったとしても、それはルーキフェレーンスの心にその始まりがあった。ルーキフェレーンスには、自己欺瞞の程度にまでそれ自身を育んだ自己の誇りがあったに違いなく、その結果、反乱計画は、実際には宇宙のためでなくとも、体制の利益のためであったと、当分の間本当に自分自身を納得させた。その計画が幻滅と言ってもいい程度にまで進んだころには、本来の、その上に有害な誇りは、中断を容認するには疑いなく手遅れであった。ルーキフェレーンスは、この経験のある時点において不誠実になり、また悪は、故意の、強情な罪へと徐々に発展していった。これが起きたということは、この才知に長けた幹部の次の行為により証明される。彼には長らく懺悔のための機会を与えられていたが、その部下の数名だけが、差し出された慈悲を受け入れた。エデンチアの日の忠誠なるものは、星座の父の要請により、自らこれらの名うての反抗者たちを救うミカエルの計画を提示したが、創造者たる息子の慈悲は、増大する侮りと軽蔑をもって繰る返し拒絶された。[14]
53:3.1 ルーキフェレーンスと魔王の胸中での問題の最初の起こりが何であるとしても、決定的暴動は、ルーキフェレーンスの自由声明として具体化した。謀反の原因は、3項目にわたって述べられた。[15]
53:3.2 1. 宇宙なる父の現実。ルーキフェレーンスは、宇宙なる父が実は存在しないと、物質の引力と空間エネルギーは、宇宙に固有であると、また父は、楽園の息子たちが父の名において宇宙支配の維持を可能にするために楽園の息子により作り出された神話であると告発した。かれは、人格が宇宙なる父の贈り物であるということを否定した。かれは、終局者は父の人格が楽園において認識できるようには父の実際の人格について極めて明確な観念を持ち帰ってくることは決してなかったので、終局者は、ごまかしを全創造に押しつけるために楽園の息子と示し合わせたのだとほのめかしさえした。ルーキフェレーンスは、無知として敬意を利用した。告発は、すさまじく、酷く、しかも冒とく的であった。当時ジェルーセムにいた上昇する公民に頑として、すべての反抗の提案への抵抗に不動でいるよう間違いなく感化させたのが、終局者へのこの遠まわしの婉曲的攻撃であった。
53:3.3 2. 創造者たる息子—ミカエル— の宇宙政府。ルーキフェレーンスは、地方体制が自立すべきであると強く主張した。かれは、創造者たる息子であるミカエルが、楽園の父の名のもとにネバドンの主権を握り、またすべての人格にこの不可視の父への忠誠を承認するように要求するその権利に抗議した。ルーキフェレーンスは、崇拝の計画全体が楽園の息子を強化する巧妙な案であると断言した。かれは、ミカエルを自分の神として、また正当な支配者としてではなく、創造者-父としてすすんで認めた。
53:3.4 ルーキフェレーンスは、地方体制と宇宙の問題に干渉する日の老いたるもの—「外国の有力者」—の権利を最もひどく攻撃したのであった。これらの支配者らを専制君主で横領者だと非難した。ルーキフェレーンスは、もし人間と天使が自分自身を主張し、大胆に自らの権利を要求する勇気を持ちさえすれば、これらの支配者の誰も完全な地方自治の運用への何の干渉もできないと信じるよう追従者を説得した。
53:3.5 かれは、もし土着の存在体がその独立を断言しさえすれば、日の老いたるものの死刑執行者たちは、地方体制における機能を妨げることはできないのであると強く主張した。かれは、不死は体制人格に固有であると、復活は自然で自動的であると、またすべての存在体は、日々の老いたるもの死刑執行者の任意で不公平な行為を除いては永遠に生きるであろうと主張した。
53:3.6 3. 上昇する人間の訓練に関わる宇宙計画への攻撃。ルーキフェレーンスは、上昇する人間に彼が非倫理的で不合理であると主張する宇宙行政の原則を徹底的に訓練する計画にあまりにも多くの時間とエネルギーを費やしていると主張した。はっきりしない何かの目標のために空間の人間に準備させる長年の計画に抗議したうえで、これらの人間は、何らかの虚構の目標のための準備の時代をすでに過ごしてきたという証明として終局者部隊のジェルーセム臨場を指摘した。ルーキフェレーンスは、終局者たちは、出身球体に類似の粗末な球体に返されるのと同様に、輝かしい運命に遭遇してはいないと、あざけりを持って指摘した。かれは、終局者は、過度の規律と長引く訓練により退廃させられてしまったと、また上昇する人間のための永遠の神話的運命の作り話に全被創造物を奴隷化にする企みにいま協力しているのであるから、かれらは、終局者は、実際には人間の仲間にとって裏切り者であると仄めかした。ルーキフェレーンスは、上昇者は、個人の自主的決定の自由を楽しむべきであると主張した。かれは、神の楽園の息子により後援され、無限なる精霊により支援された人間の上昇の全計画に異論をさしはさみ、非難した。
53:3.7 ルーキフェレーンスは、そのような自由の宣言をして、暗黒と死のばか騒ぎを開始した。
53:4.1 ルーキフェレーンスの声明は、ユランチア時間のおよそ20万年前、その年の最後の日にジェルーセムの召集部隊の前で、ガラスの海のサターニアの年度の秘密会議で公表された。魔王は、崇拝は宇宙の力—物理的、知的、かつ精霊的—に与えられることができるということ、しかし忠誠は、実際の、現在の支配者に、つまり、ルーキフェレーンスに、「人間と天使の友人」であり、「自由の神」にのみ誓うことができると宣言した。
53:4.2 自己主張は、ルーキフェレーンス反乱の標語であった。その主要論点の1つは、もし自治というものが、メルキゼデク系と他集団にとり望ましく正しいのであるならば、同様に知性の全系列にも望ましいということであった。ルーキフェレーンスは、「心の平等」と「知性あるもの兄弟関係」の提唱において大胆で意固地であった。すべての政府は、地方惑星に、また自発的同盟は、地方体制に制限されるべきであると主張した。他のすべての統御を拒否した。ルーキフェレーンスは、惑星の王子らが最高行政官として世界を支配するということを約束した。かれは、星座本部の立法諸活動の設置を、また宇宙首都の司法業務の運営を非難した。ルーキフェレーンスは、政府のこれらすべての機能は、体制首都に集中されるべきであると強く主張し、自身の立法府の設立を進め、魔王の司法権下に自身の裁判所を組織した。その上、背信世界の王子が同じことをするように指示した。[16]
53:4.3 ルーキフェレーンスの全行政内閣は、一団となって寝返り、「自由にされた世界と体制」の新首脳政権の士官として公に宣誓した。
53:4.4 ネバドンにおいては過去に2つの反乱が起きたが、それらは、遠い星座においてであった。ルーキフェレーンスは、知力あるものたちの大多数がその指導者に追従できなかったことから、これらの反乱は不成功であると考えた。かれは、「過半数が支配する」と、「心には誤りがない」と強く主張した。宇宙の支配者によるルーキフェレーンスに許された自由は、明らかに多くの邪な主張をさせた。かれは、すべての上司を無視した。しかも上司らは、上辺ではルーキフェレーンスの行動に気づかなかった。ルーキフェレーンスには、何らの障害もなく誘惑的な計画を遂行する自由裁量が与えられた。
53:4.5 ルーキフェレーンスは、反乱を阻止する楽園の息子の政府の無能力さの証拠として正義の慈悲深い遅れのすべてを指摘した。かれはミカエル、インマヌエル、日の老いたるものに公然と反抗し、傲慢に挑戦し、また宇宙と超宇宙政府の不能さの確たる証拠として何の行動も後に続かなかったという事実を示すのであった。
53:4.6 ガブリエルは、これらの不忠の全議事に終始直接に出席しており、時が来ればミカエルを代弁するであろうということ、そして、全存在体が、それぞれの選択において自由で、邪魔されずにいるであろうということ、「父のための息子たちの政治は、ただ自発的で、心からの、詭弁に負かされないその忠誠と献身だけを切望した」と発表しただけであった。
53:4.7 ルーキフェレーンスには、ガブリエルが、脱退の権利に異議を申し立てたり、あるいは謀反の宣伝に抗する前に、自分の造反政府を設立し、徹底的に組織することを完全に容認された。だが星座の父は、すぐにこれらの不実な人格の行動をサターニア体制に幽閉した。とはいえ、この遅れの期間は、すべてのサターニアの忠実な存在体にとってのおおきな試練の時であった。数年間は、すべてが混沌としており、大邸宅界には大混乱があった。
53:5.1 反乱発生に際し、ミカエルは、楽園の兄弟インマヌエルについて協議した。この重大な会議以後にミカエルは、類似する過去の大変動の自分の扱いを特徴づけてきた同じ政策を、つまり不干渉の態度を続行するであろうと発表した。
53:5.2 絶対の、個人的主権は、この反乱とそれ以前に起こった2つの反乱時点におけるネバドン宇宙にはなかった。ミカエルは、まだ自身の個人の権利ではなく宇宙なる父の代理人として神権により支配した。ミカエルは贈与経歴を完了していなかった。いまだ「天における、そして地におけるすべての力」を与えられていなかった。[17]
53:5.3 ミカエルは、反乱勃発からネバドンの最高支配者としての自分の即位式の日にかけて、決してルーキフェレーンスの反抗勢力に干渉しなかった。反抗勢力は、ユランチア時間のほぼ20万年の間、自由な進路の走行を許された。クリストス·ミカールは、このような背信勃発を即座に、手短かにさえ扱う十分な力と権限をいま持っているが、我々は、もしそのような別の大変動が起こるとしても、この最高権威者が、異なる行動をとるだろうということを疑問視する。
53:5.4 ミカエルが、ルーキフェレーンス反乱の実際の戦争からそのまま距離を置いたままでいることを選んだので、ガブリエルは、エデンチアに部下を集め、いと高きものと相談のうえサターニアの忠実な部隊の指揮を担うことを選んだ。ミカエルは、サルヴィントンに留まり、一方ガブリエルは、ジェルーセムに出向き、父--ルーキフェレーンスと魔王がその人格を疑問視していた同じ宇宙なる父--に捧げられた球体に地歩を固め、忠実な人格の集合部隊に、ミカエルの旗印、すなわち全創造の三位一体政府の有形の象徴である白地に空色の青の3同心円を示した。
53:5.5 ルーキフェレーンスの印は、赤い1つの円の中心が黒く塗られた白旗であった。
53:5.6 「天では戦いが起こった。ミカエルの指揮官とその天使達は、龍(ルーキフェレーンス、魔王、背信の王子)を敵として戦った。龍と反抗的な天使らは応戦したが、勝てなかった。」この「天での戦い」は、ユランチアで想像されるかもしれないそのような対立の物理的戦いではなかった。ルーキフェレーンスは、争いの初期、惑星の円形競技場でつづけて話した。ガブリエルは、近くに設けられた自分の本部から間断なく謀反の詭弁の暴露を行なった。球体に出席している自分の態度の定まらない種々の人格たちは、最終決断に到るまでこれらの論議の間を往復するのであった。[18]
53:5.7 しかし、天でのこの戦争は、実にひどく、きわめて本格的であった。未熟な世界の物理的戦争の特性をよく示す残虐行為の一つも見せない一方で、この対立は、より一層命取りであった。物質的生活は、物質的戦闘において危機に陥るが、天の戦争は、永遠の命の観点から戦われた。
53:6.1 敵意の発生、また新体制の支配者とその部下の到着のその間に数多くの人格が、献身と忠誠を有する気高く鼓舞的な多くの行動をとった。だが、これらすべての大胆な献身的偉業の最も感動的なものは、マノティア 、 サタニア本部の熾天使の副司令官の勇敢な行動であった。
53:6.2 ジェルーセムの反乱勃発においては、熾天使部隊の隊長がルーキフェレーンスの運動に参加した。これは、なぜそれほど多数の第四系列、つまり体制行政熾天使が正道を踏み外したかを疑いなく説明している。熾天使の指導者は、ルーキフェレーンスの才知に長けた人格に目をくらまされた。ルーキフェレーンスの魅惑的方法は、天の存在体の中の低系列を魅惑した。かれらは、これほどまでにまぶしい人格が、道を誤り得ることを理解しなかった。
53:6.3 マノチアが、つい最近ルーキフェレーンスの反逆勃発に関連する経験を記述のなかで伝えた。「けれども私を一番気分を浮き立たせた瞬間は、熾天使の第2指揮官として私が、ルーキフェレーンスの反乱に関係する感動的な冒険、ミカエルに対する計画された辱めに参加することを拒否したときであった。そこで、強力な反抗者は、すでに手配していた連結力を使って私の破滅を求めた。ジェルーセムでは大変動があったが、忠実な熾天使の1名たりとも害を加えられなかった。
53:6.4 「私の直属上司の不履行に際し、体制の混乱した熾天使問題の名ばかりの指揮官としてジェルーセムの天使部隊の指揮が、私に委譲された。私は、自身の系列の巨大な1団には見捨てられはしたが、メルキゼデク系には道徳的に支えられ、大多数の物質の息子の巧みな助力を得、またジェルーセムの上昇する人間の見事な支援をえた。
53:6.5 「我々は、ルーキフェレーンスの脱退により自動的に星座回路から放り出されたので、近くのランツーリア体制からエデンチアまで救援要請を転送する我々の諜報部隊の忠誠を頼みとしていた。我々には、その系列の王国、忠誠の知性、真実の精霊が、本質的には反乱、自己主張、それにいわゆる個人の自由に勝利していたということが分かった。我々は新体制君主、すなわち、ルーキフェレーンスの立派な後継者の到着まで続行することができた。私は、その後すぐにユランチアのメルキゼデクの財産管理部隊に配属され、裏切りのカリガスティアの世界の上の忠誠な熾天使系列の管轄を引き受けた。カリガスティアは、自分の球体が『自由の世界と解放された人格』の新たに計画された体制、ルーキフェレーンスによる『サターニアの統治を誤り運営を誤った世界の自由を愛し、自由思想をもち、そして前向きな知性』への呼びかけにおいて公表された悪名高い自由宣言に提案された」体制の一員であると宣言していた。
53:6.6 この天使は、熾天使の主任補佐の役割でいまだユランチアに勤務中である。
53:7.1 ルーキフェレーンスの反逆は、体制規模であった。37名の離脱する惑星王子は、世界政権を大反抗者側に大きく変えた。惑星の王子は、ただパノプティアにおいてだけは自分の人々、身内、を運び損じた。人々は、ミカエルの支援のためにメルキゼデク系の指導の下この世界に集結した。死を免れないその領域の若い女性エラノーラは、人類の指導権を把握したし、またその紛争で荒れた世界の誰一人としてルーキフェレーンスの旗下にはつかなかった。それ以来、これらの忠実なパノプティアは、父の球体とその周囲の7個の拘留世界に世話人として、建築業者として第7のジェルーセム移行世界に勤務してきた。パノプティアは、単にこれらの世界の文字通り用務員の役を務めるだけではなく、将来のいつか、そして未知の使用のためにこれらの球体の潤色のためのミカエルの個人的な命令もまた実行に移す。パノプティアは、エデンチアへの途中の滞在中にこの仕事をする。
53:7.2 カリガスティアは、この期間全体にわたり、ルーキフェレーンスの運動をユランチアで提唱していた。メルキゼデク系は、背信の惑星王子にみごとに対抗したのだが、抑制を離れた自由の詭弁と自己主張の妄想には、若い、未開発の世界の原始民族をだますためのあらゆる機会があった。
53:7.3 放送活動、あわせて惑星間の意思伝達の他の全手段が、体制回路の監督の行動により中断されたので、すべての脱退、離脱宣伝は、個人の努力によってすすめられなければならなかった。実際の反乱勃発に際し、サターニアの全体制は、星座回路と宇宙回路の両方で孤立していた。この間、すべての出入りの通信は、熾天使代理者と単独の使者により送られた。堕落した世界への回路もまた切り離され、それ故、ルーキフェレーンスは、不埒な企み推進へのこの道を利用することができなかった。大反逆者がサターニアの境界内に住む限り、これらの回路は復旧されないであろう。
53:7.4 これは、ラノナンデクの反乱であった。造反惑星に配属された生命運搬者の少数は、不忠の王子の反乱の影響を受けはしたものの、地方宇宙の息子のより高い系列は、ルーキフェレーンスの脱退に加わらなかった。三位一体化の息子のいずれも正道を逸れはしなかった。メルキゼデク系の大天使と輝ける宵の明星は、ガブリエルを含めすべてミカエルに忠実であり、父の意志と息子の統治を求めて勇敢に戦った。
53:7.5 楽園起源のどの存在体も、不忠に巻き込まれてはいなかった。彼らは、単独使者と団結し精霊の世界に本部を設立し、エデンチアの日々の忠誠なるものの指導体制の下に留まった。調停役の誰も背教せず、天の記録者のだれ一人として道を逸れなかった。ただし、モロンチア仲間と大邸宅界の教師には大きい犠牲がでた。
53:7.6 熾天使の最高系列からは、1名の天使も失われなかったが、次の系列の大集団、つまり上級集団はだまされ、陥れられた。同じく第3、つまり天使の管理系列の少数が迷わされた。だが第4集団に、つまり通常は体制首都の任務に割り振られる熾天使である管理者天使に凄まじい破綻が来た。マノティアは、ほぼ3分の2を救ったが、3分の1を少し上回るもの達が、造反隊伍へと自分達の長に続いた。管理者天使に配属されたジェルーセムのすべての天使童子の3分の1は、不忠の熾天使とともに道を誤った。
53:7.7 物質の息子に配属された惑星天使の助手のうちおよそ3分の1は騙され、移行活動者のほぼ10パーセントが陥れられた。ヨハネは、「そしてその尾は、天の星の3番目の部分を描き、そして暗闇にそれらを失墜させた。」と言って大きい赤い龍について書いたとき、これを象徴的に見た。[19]
53:7.8 最大の欠損は天使の隊伍で起こったが、より低い知性の系列の大部分が不忠に関係していた。サターニアで道に迷っている681,217人の物質の息子のうち95パーセントは、ルーキフェレーンスの反乱の被害者であった。中間被創造者の多数が、その惑星王子がルーキフェレーンスの運動に参加したそれぞれの惑星において進む道を失った。
53:7.9 この反乱は、多くの点でネバドンのそのような全来事の中でも最も広範囲にわたる悲惨なものであった。他の二つに比べ、より多くの人格が、この反乱において巻き込まれた。そして、ルーキフェレーンスと魔王の特使らは、終局者の文化的惑星の幼児訓練学校を容赦することなく、むしろ慈悲により進化世界から回復されたこれらの成長している心を堕落させようと努めたのは両者にとって永遠の不名誉である。
53:7.10 上昇する人間は、脆弱ではあったが、下級の精霊よりも良く反乱の詭弁に耐えた。まだ調整者との最終的融合を達成していないさらに低い大邸宅界の多くのものが低落する、堕落していく、一方で、サタニアの公民権を持つジェルーセムの上昇する住民のだれ一人としてルーキフェレーンスの反乱に参加しなかったということが、栄えある賢明さのに記録の上昇計画に記録されている。
53:7.11 全ネバドンの放送局には、天の知性の考えうるすべての集団からの不安な視聴者が日ごと時々刻々群がり、かれらは、サタニア反乱の要覧を熱心に精読し、また脱退と罪の旗印の周りに非常に速く集合した微妙な悪のすべての力がもつ結合され長期におよぶ努力を、メルキゼデクの指導力の下に、成功裏に持ちこたえた上昇する人間の不動の忠誠について連続的に述べる報告に喜ぶのであった。
53:7.12 「天の戦争」の始まりからルーキフェレーンスの後継者就任までは、体制時間で2年あまりであった。だが、ついに新君主が部下とともににガラスの海に上陸して来た。私は、ガブリエルによりエデンチアへ動員された予備軍の中にあってノーラティアデクの星座の父へのラナフォーゲの最初の申し送りをよく覚えている。それは、「ジェルーセムの市民の一人として道を逸れなかった。すべての上昇する人間は、烈火のごとき試練を生き残り、決定的な試練の勝利と完全な勝利から現れた。」とあった。人間上昇の生存経験は、反乱に対する最大の安全と罪に対する最も確かな予防措置であるというこの保証の申し送りは、サルヴィントン、 ユヴァーサ、楽園へと回された。忠実な人間のこの気高いジェルーセム隊は、実に187,432,811名に達した。[20][21]
53:7.13 大反逆者らは、ジェルーセムとモロンチア球体に、それに個々の生息界の周辺にさえ自由に行くことを許されはしたものの、ラナフォーゲの到着と時を同じくして退位させられ、全支配権を剥奪された。大反逆者らは、人間と天使の心を混乱させ、誤り導くための欺きと惑わしの努力を続けた。だが、ジェルーセムの行政の丘での仕事に関しては、「もはや、彼らのための場所はなかった。」[22]
53:7.14 サターニアでの全行政権をルーキフェレーンスから奪う一方で、この邪悪な反抗を押さえ止めたり、破壊する地方宇宙の力も裁判所も存在しなかった。その時ミカエルは、最高支配者ではなかった。日の老いたるものは、体制政府の奪取において星座の父たちを支援したが、ルーキフェレーンスと魔王、それにその仲間の現状況と将来の処分に関し、審議中の多くの控訴において1度もその後の決定を伝えてはいない。
53:7.15 というわけで、これらの大反逆者は、不満と自己主張の教義のさらなる浸透追求のために全体制の流浪が可能であった。だが、ユランチア年でのおよそ20万年、別の世界を欺くことは不可能であった。サタニア世界は、37回目の堕落以来、道を失ってはいないし、反乱のその日から若い世界さえ失ってはいない。[23]
53:8.1 ルーキフェレーンスと魔王は、ミカエルのユランチアへの贈与任務了までサタニア体制を自由に移動した。両者は、最後に人の息子への合同攻撃の間あなたの世界にともにいた。
53:8.2 かつては、「神の息子」である惑星王子が、定期的に招集されると、堕落した惑星王子の孤立世界のすべてを代理したと主張して「魔王も来た」。だが、ミカエルの最後の贈与以来、ジェルーセムへのそのような自由が魔王には与えられなかった。贈与の肉体においてミカエルを堕落させるそれらの努力の後に、ルーキフェレーンスと魔王へのすべての、一切の、同情は、サタニア中で、罪の孤立世界の外で、すなわち罪の孤立世界の外で滅失してしまった。[24][25]
53:8.3 ミカエルの贈与は、背信の惑星王子の惑星は別として全サタニアにおけるルーキフェレーンスの反逆を終了させた。そして、これは、肉体での死の直前のある日、使徒達に、「私は天からの稲妻のように落ちる魔王を見た。」と大声で言ったときのイェススの個人的経験の意味であった。魔王は、最後の決定的な争いのためにルーキフェレーンスとともにユランチアに来ていた。[26][27]
53:8.4 人の息子は、成功を確信しており、あなたの世界におけるその勝利がサタニアばかりではなく、罪が入り込んでいた他の2体制においても長年の敵の状態に永久に決着をつけるであろうということを知っていた。あなたのあるじが、ルーキフェレーンスの提案に応じて、穏やかに、そして神の自信で「引き下がれ。サタン、」と返答したとき、人間には生存が、天使には保証があった。それが、原則的にはルーキフェレーンス反乱の真の終わりであった。ユヴァーサの法廷は、いかにも反抗者の破滅を祈るガブリエルの控訴に関し、まだ幹部の決定を提出してはいなかったが、この事件の聴聞会で最初の処置がすでにとられていたので、このような判決が、疑いなく機が熟して間もなく下るであろう。[28]
53:8.5 カリガスティアは、その死の時近くまで人間の息子によってユランチアの技術王子として認知された。イェススは、「今はこの世界の裁かれるときである。今はこの世界の王子が追い出させられるであろう。」と言った。そして、さらに生涯の仕事の成就近くに、イェススは「この世界の王子は裁かれる。」と発表した。これが、かつて「ユランチアの神」と名づけられた退位し、信用を失墜させた同じ王子である。[29][30][31]
53:8.6 ユランチアを去る前のミカエルの最後の行為は、カリガスティアとダリガスティアへの慈悲の提示であったが、2人は、思いやりのある申し出を一蹴した。あなたの背信の惑星王子カリガスティアは、非道な企みを自由に遂行するためにまだユランチアにいるが、人間が、真ににカリガスティアの邪悪な臨場に悩まされることを望まない限り、かれは、絶対的に人間の心に入る力を持ってはいないし、誘惑したり、あるいは堕落させるために人間の魂に近づくことはできない。
53:8.7 ミカエルの贈与の前、暗黒のこれらの支配者は、ユランチアにおける自分達の権威を維持しようとし、下位の、従属的な天の人格に繰り返し抵抗した。しかし五旬節の日以来、この反逆者のカリガスティアと同等に卑劣な仲間ダリガスティアは、楽園の思考調整者と保護にあたる真実の精霊、すべての人間に注がれてきたミカエルの精霊であるの神性の威容の前には卑屈である。
53:8.8 しかしそれでも、堕落した精霊は、心を侵害したり、あるいは神の子らの魂を苦しめる力を今まで持ってはいなかった。魔王とカリガスティアのいずれも、今まで神の信仰の息子に触れたり、あるいは接近することはできなかった。信仰は、罪と不正行為に対し効果的な武具である。「神から生まれた方が、彼自身を守ってくださるので悪しきものが触れるようなことはない。」というのは本当である。[32][33]
53:8.9 一般的に、弱く、かつ自堕落な人間が悪魔や悪霊の影響下にあると考えられるとき、それらは、自身の本来の性癖により道を誤り、自身の生来の、堕落した傾向により支配されている。悪魔は、自分のものでない悪のことでかなり認められてきた。カリガスティアはキリストの十字架以来ずっと比較的無力であった。
53:9.1 ルーキフェレーンス反乱時代の早期に、マイケルにより救済が提示された。マイケルは、完全な宇宙主権の達成時に、心からの悔悟の証拠を示そうとするすべての者に何らかの形の宇宙の仕事における寛容と復帰を申し出た。どの指導者も、この慈悲深い申し出を受け入れなかった。しかし、何百人もも物質の息子と娘たちを含む天使と天の存在体のより下位の系列の何千名もが、パノプティア系の示す慈悲を受け入れ、そのうえ彼らには、1,900年前にイェススの復活時点に復権が与えられた。それ以来、規則上は、ジェルーセムに拘留されなくてはならないこれらの存在体は、ユヴァーサの法廷がガブリエルとルーキフェレーンスの問題の決定を伝えるまで、ジェルーセムの父の世界に移されてきた。だが、後悔し、救出されたこれらの人格は、全滅評決が公表されるときには、絶滅の判決から免除されるであろうということを疑うものは誰もいない。これらの仮及第の魂は、父の世界を大切にする仕事に関しパノプティアと一緒にいま働いている。[34]
53:9.2 大詐欺師は、ミカエルが贈与を完了し、また最終的に、しかも、たしかに自身をネバドンの制限されない支配者として地歩を固めようとする目的から戻そうと努めた日から1度としてユランチアにいたことがない。ミカエルが、ネバドン宇宙の定着した長になると、ルーキフェレーンスは、ユヴァーサの日の老いたるものの代理人により拘留され、それ以来ジェルーセムの移行球体である父の集団の衛星1号の囚人である。ここに、他の世界と体制の支配者たちは、サタニアの不貞な統治者の終わりを見る。パウーロスは、ミカエルの贈与後にこれらの反逆的指導者の状況について知っていた。というわけは、「天の場所での邪悪の精神的な軍勢」としてカリガスティアの長について書いているので。[35][36]
53:9.3 ミカエルは、ネバドンの最高主権を引き受ける否や、あなたの時間の計算のように、方法で、およそ20万年前にユヴァーサの最高裁判所の記録にとどめられたガブリエルとルーキフェレーンス事件における超宇宙法廷の裁定が出るまでルーキフェレーンスの反逆に関係したすべての人格を拘禁する権限を日の老いたるものに請願した。日の老いたるものは、体制首都集団に関しただ一つの例外を除き、ミカエルの請願に応じた。その例外は、もう1名の神の息子が、このような背信の世界に受け入れられるまで、あるいはユヴァーサの法廷が、ガブリエルとルーキフェレーンス事件の判定を始めるまで、魔王には、堕落した世界の背信の王子たちへの定期的な訪問が許されていた。[37]
53:9.4 あなたには居住する正式の息子が—惑星王子と物質の息子のいずれも—まだいなかったので、サタンは、ユランチアに来ることができた。メルキゼデクのマキヴェンタは、ユランチアの惑星王子の行政代理者であるとそれ以来宣言されてきており、宣言してきており、ガブリエル対ルーキフェレーンスの訴訟開始が、臨時惑星体制の始まりをすべての孤立世界への合図で知らせた、となった。サタンは、大反抗者の全滅のためのガブリエルの申し立ての最初の聴聞会があったこれらの顕示紹介の時までカリガスティアと他の堕落した王子の人々を定期的に訪問したというのは本当である。サタンは、いま無条件にジェルーセムの拘置世界に拘留されている。
53:9.5 ミカエルの最終贈与以来、全サタニアの誰も拘禁された反抗者の世話のために刑務所世界に行くことを望んではいない。そして、もう詐欺師の運動に説得される存在体はでていない。1,900年間、その状況は変化していない。[38]
53:9.6 我々は、日の老いたるものが大反抗者の最終的配置をするまでは、現在のサタニアの制限撤廃を待ち望んではいない。体制回路は、ルーキフェレーンスが生きている限り回復されないであろう。それまでは、ルーキフェレーンスは、完全に不活発である。[39]
53:9.7 ジェルーセムの反乱は、終わった。それは、神の息子たちが到着するのと同程度の速さで堕落した世界で終わる。我々は、慈悲を受け入れる反逆者すべてがそうしたと信じる。我々は、これらの裏切り者から人格存在を剥奪する強く強烈な放送を待ち受けている。我々は、これらの拘禁された反逆者に全滅をもたらすユヴァーサの評決の処刑放送を予期している。その後あなたは、自分の場所を探しはするが見つけられないであろう。「そして世界の中であなたを知っている者達はあなたに驚くであろう。あなたは今まで恐怖の種であったが、決してもうそうではないであろう。」こうして、これらすべての下劣な裏切り者は、「彼らが今までそうではなかったかのようになる。」すべての者が、ユヴァーサの判決を待ち受ける。[40][41][42]
53:9.8 しかし、「違反者の道は荒い、」「すべての罪の中には、それ自身の破壊の種が隠されている。」「罪の支払う報酬は死である。」と、サタニアの精霊的な暗闇の7個の拘留世界は、雄弁かつ効果的に大いなる真実を宣言し、まことに長い間全ネバドンへの厳粛な警告を表明してきた。[43][44]
53:9.9 [以前ユランチアの財産管理部隊に配置されたマノーヴァンデト·メルキゼデクによる提示]